青山劇場「オケピ」

行ってきました。青山劇場「オケピ」です。どうしても見たくて。でも、即日完売で、どうしても手に入らずインターネットで２階の後ろの席を数倍で買って観にいきました。この舞台に関しては、へたに１階の後ろの席より、本物のオケピが見下ろせる２階席のほうが結構面白いかもしれません。
評判道理、確かに面白いです。ミュージカルの題材をここに目をつけたとは、さすが三谷幸喜。本当にこんなことやっているはずないけど、でもひょうっとしたらこんなもんかもとか思えてしまいます。ちょっと「ラジオの時間」（これも三谷作品だったかも。。）に似てるかも。。それと、テレビのＨＲを足して２で割らないような内容です。

戸田さんのとぼけた芝居も、川平さんのハイテンションで極端にポジティブ思考も期待通りの役どころです。生の天海さんの歌も聞けたし、そして布施さんの唄では泣けました。子供のころ「積み木の部屋」で、世界歌謡祭で、金賞かなんかとった記憶があります。歌はうまい。瀬戸カトリーヌさんは全然期待していなかったのに、結構いけました。最後の最後の〆は彼女のひと叫びでしたが、しまりましたよ。
しかし、見終わった後の感想は、第一声は「長い！！」。長すぎる。年配の腰痛もちには結構厳しいかもしれないです。もう少し短くして、同じ面白さにできないのでしょうか、三谷さん。
それと、好きな俳優さんではあるのですが、コンダクターの白井さんの早口のせりふがほとんどききとれないです。
ＷＯＷＯＷで２０日千秋楽は生中継らしいです。チケット取れない方、腰痛もちはテレビでのほうがいいかもしれないです。

昨日WOWWOWで「オケピ」がアンコール放映されていました。テレビで見ても、やっぱり長かったです。でもおもしろい。
そして、やっぱり布施明さんの歌はすばらしかった。
喫茶店で20年ぶりに娘とあって別れるシーン、世界中の父親が１００回祈るなら、自分は１０００回祈るという歌。劇場でもテレビでも涙が流れました。
彼はもうちょっと野心があれば、世界的に評価されてもいい歌手になるはずだったのに、もったいないなぁ。
DVDもでるようです。作品としても傑作です。

初めまして。こちらのＨＰで初めて書きこみさせていただきます。
私もＷＯＷＯＷの再放送観ました。
初演の時も、再演の時も生で見たいと思っていながら実現できず、テレビで観ることになってしまいました。
が、やっぱりおもしろいですね！！
さすがは三谷さんの脚本だなと思ってしまいました。
私は今まであまりよく知らなかったのですが、布施明さん歌すごかったですね。
ホントに布施さんの歌のうまさにはビックリしました。
時間的に長いですが、役者さんたちはそのほとんどを舞台の上で演技してるんですよね。
普通ならウラで待ってる時間とかあまりますが。
それにセリフの量も半端じゃないなと感じました。
テレビの前ながら、出演者の方に拍手を送りたい気持ちでいっぱいでした。