[掲示板: ミュージカル一般 -- 時刻: 2024/11/28(20:00)]
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東京ではとれるはずがないと思い、大劇場まで2回見てきました。ところが、東京はまだ先行でも、いろんなセットプランでも相当あまっているようで、全然とりやすいです。大劇場まで行くんじゃなかったというか、その必要はなかった。そして、東京では3枚買っているけど、正直買ってくれる人がいたら、売りたいとさえ思っている。
はじめから期待していなかったので、あまり批判してもしかたないが、やっぱ最低の「エリザベート」。東宝版とは違ったアプローチにしたいのだろうけど、雪や花(宙は観てない。星は歌が下手すぎてDVD買ったけど人にやりました。聴けない。)で表現していた、東宝でも、オリジナル版でも出せない、宝塚ならではの良さだった良さが全部消えたような気がします。すごく残念。
初風さんはあんなにうまくて、実力有るのに、恵まれてないですね。できれば、もっとうまい人達の組でフランツをやらせてあげたかった。
ルキーニは全然キーがあってなく、歌が全部がっかりです。完全にミスキャストだと思います。
これ以上はむなしすぎて書きにくいので、最後にいくつか誉めて終わると、
1)しなやかさは全くないけど、大人のデュエットダンスが、何気に好きです。ショートカットの銀のドレスが気に入りました。
2)エトワールは凄い。これは凄い。ずっと寝ててもいいので、このエトワールだけは見逃すな!!ってとこでしょうか。
私は、やっぱり、今の宙で「エリザベート」観たいです。
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いよいよ東京で「エリザベート」はじまりました。
実は、2月に大劇場で2回も「エリザベート」を観て、あまりのできのひどさに(あれは、プロのものとは思えない、まさに学芸会並みの質だった)、東京のチケットは売ろうと思ったのですが、定価でも全く売れませんでした。
しかたなく、今日行ってきました。2階の最前列のセンター近い、結構いい席なのです。
今日観ての感想は、結構よかったです。チケット売れなくてよかった。
何が一番変っていたかというと、トートの歌が大劇場より、見違えるほど、まともになっていたことでしょうか。やっぱり、主役の歌がへただと、観れないってことですね。
残念ですが、やっぱり、どうしてもルキーニと、エリザベートは駄目ですね。
1)フランツ
初風さんのフランツは歴代最高ではないでしょうか?うますぎる!!
一番よかった。フランツ主役と思って観ても、結構楽しめます。
夜のボートの、「どこかでずっとまっていてくれる」とかいう最後のせりふや、最終答弁の「エリザベートは私の妻だ」「生きてる内さ」というせりふ。なんか、映画の「オペラ座の怪人」の最後のラウルの墓前での愕然としている表情を思い出しました。
ラウルも、フランツもクリスティーヌ、エリザベートは生きてる内だけの妻だったのですね。今日の観劇で一番共感できた役です。
2)エリザベート
書いてもしかたないのですが、音をとるのに必死で、全然せりふが聞き取れず、私の好きな「わたしが踊る時」が最悪でがっかり。本来この曲はもっとかっこいいはずなのに。花組より、もっとかっこいい「私が踊る時」を唄える人はいないのだろうか?
柴城るいさんがエリザベートのほうが、よかったんじゃ。。とか思ったりしました。
そして、前回も感じたけど、最後のデュエットダンスの「私が踊る時」はすばらしかった。自分らしさを取り戻して、生き生きしているしあわせそうなエリザベートのようで、あの笑顔で最後ほっとできる。
ちょうど、イギリスのチャールズ皇太子が再婚され、ダイアナさんは今どういう気持ちで下界を見下ろしていることだろうと思ってみました。
3)ルキーニ
これも書いてもしかたないのですが、歴代ルキーニのコピーにとどまってしまい、結局彼らを超えられず、自分らしさが全然でてない。思いきって、道化みたいなルキーニではなく、かっこいいとか、恐ろしいルキーニでもよかったのではないかと思います。演出も一工夫してほしかった。やっぱり、ルキーニは大空さんにやってほしかった。
最後のパレードがやっぱり物足りないなぁ。轟ルキーニは最後の階段を降りてくるルキーニが品があって、かっこよくて、舞台中のルキーニとのギャップがあって、結構面白かったですが、霧矢ルキーニは弱いですね。残念。
まあ、東京でまともなレベルになっていて、ひと安心。
後2回行く予定なので、結構楽しみになってきました。
やっぱ、大劇場はプレビューか?彼女たちは東京千秋楽でピークにもっていくべく上演しているってことでしょうか。これって、プロとしてありなのか?まあ、前から宝塚のレベルの低さは分かっていたことだし、今更いうべきことでもないか。。
今から、観劇される方がこれを読まれるかどうか分かりませんが、とにかく冷房が異様なくらいききすぎていて、観劇中ずっと寒かった。あれは異常です。念のため毛布代わりのコートを持っていかれることをお勧めします。
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4回目を見てきました。
正直しばいは、ちょっと見過ぎて、ストーリーも知りすぎてさすがに飽きた感がありました。おかげて途中爆睡していました。
でも、確実にトートの歌がうまくなっている。全然違う。
まだ見られてない方、千秋楽近くに見られる方は結構感動物かもです。大劇場の最初でしか見ていない方で、東京の千秋楽近くにまた見られる予定のかた、結構驚くかもです。やっぱすごい。最初の2回を2月に見た時は、なんでこの人がトップで、トートなのか?といらついたけど、今見ると、凄い。やっぱ彼女がトートで正解ですね。
しばいは、寝てたので、あまり細かく感想など述べる資格がないのですが、エリザベートって、何がいいって、宝塚版では、やっぱしばいの後のショーがすばらしい。
芝居中苦悩の孤独のフランツがすがすがしい表情で左からせりあがって唄う最初のシーンで、なんかフランツかわいそうって気持ちが少し救われます。きっとフランツの一途な思いは伝わって、あの世ではふたりはいい夫婦なのかもと願います。
その後のキッチュのロケットがまた盛り上がります。もう最高ですね。
その後、大階段が見えると感動します。へたな(?)あやきさんの歌も全然なれてしまって、気にならなくなりました。上品なあわいピンクのロングドレスがまたいい!!
そして、闇が広がるの振り付けは、秀逸です。同じ振り付けで東宝エリザのトートダンサーズも踊ってほしい。あれを本物の男達が芝居とはちがって、品よくカッコよく踊ったら、どんなにすばらしいだろうと思います。でも、宝塚の男役の群舞にはかなわないかな。。
そして、デュエットダンスは本当にすばらしい。せなさんの表情がすばらしい。
芝居中は音が低くて実力が発揮できないゾフィーが、最後のパレードのエトワールで、おもいっきりこれでもかと高音を聴かせてくれます。もう、最高のエトワールですね。
芝居見なくてもショートパレードだけで充分堪能できます。
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私にとっては最後の「エリザベート」を見てきました。
結局、なんだかんだ言って、満足してしまいました。今までの組の「エリザベート」とはまた違ったアプローチだったと思います。
「エリザベート」というと、みんな死んでいき、なんだか暗いイメージもあるし、悲劇の皇后みたいに言われて、かわいそうなストーリーっぽいけれど、東宝版でも感じたけど、決してそういうストーリーではないと思います。
やはり、主役はトートではなく、エリザベート。
特にエリザベートが死にあこがれていた訳でもなく、トートは負けそうな弱い心に忍び寄る人間の”隙”のようなものを現していると思う。隙があれば、まるで運命に操られているかのごとく、破滅へと引き込まれていく、という人間ならだれでも持っている弱さを現していると思いました。
そういう運命に翻弄された人生で、あきらめかけたり、なげやりになったり、模索しつづけ、それでも自分らしさを失うまいと頑張って精一杯生きた”人間皇后”に対する、オーストリア・ハンバリー国民からの心からの讃歌だと思います。そう考えると、普段男役のせなさんがやって、最後のすがすがしいふっきれて、自由でし合わせそうな解放された表情のデュエットダンスを見ると、正解だったかもと納得しました。
「エリザベート」が終わって、来年のベルばらまで、宝塚ではおもしろそうなのはなさそう。最近つまらない作品が多く、今後あまり宝塚には期待できそうにないですね。こうひどい作品が続くと、熱が完全に冷めてしまいそうです。もう卒業かな。。とまた思ってしまいます。
でも、帝劇で、「レミゼラブル」「モーツアルト」「エリザベート」「マイフェアレディ」と楽しみな作品が目白押しです。やっぱり、歌のレベルが高いので、帝劇は見るに価する。
そして、何といっても東京では常に4公演四季が同時に上演していてくれるので、見る物には事欠かないです。
8月から昭和3部作の同時再演と言ってましたが、反日を考慮してか、「異国の丘」と「南十字星」は延期か中止みたいですね。「異国の丘」はオリジナルにしては、クオリティも高くもう一度見たいけど、「南十字星」は当分上演ぶりでしょうね。もろB級戦犯とか扱ってますし。いいわげがましいし。
でもおかげて、「アスペクツオブラブ」やってくれるみたいで、これは楽しみです。坂本さんは「マンマミーア」卒業でこっちに出られるよう。ひさびさの彼女の歌声がきけると思うと楽しみです。