月組大劇場「飛鳥夕映え」「タカラヅカ絢爛Ⅱ」

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217. 月組大劇場「飛鳥夕映え」「タカラヅカ絢爛Ⅱ」

ユーザ名: 金子
日時: 2004/7/16(11:52)

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 こんにちは。暑い日がつづきますね。今回はコラムつきです。それではよろしくお願いします。

「飛鳥夕映え」
「タカラヅカ絢爛Ⅱ」
月組 宝塚大劇場
7月1日→1階14列51
7月15日→1階1列24 NHKビデオ収録日

王朝ロマン
「飛鳥夕映え」-蘇我入鹿-
作:柴田侑宏
演出:大野拓史

<解説>
 7世紀初頭、飛鳥時代の大和。
日本の覇権を争う大和朝廷と豪族の中で、俊栄の誉れ高い蘇我氏の嫡流である入鹿の激しい青春とその死までを描いた物語。
 宮廷を背負って立つ一人として注目され、豪族の中でも大きな存在となった入鹿。中臣鎌足は、入鹿が勢力を伸ばすことを恐れ、中大兄皇子と手を組み、入鹿を追い落とすべく謀を巡らすが・・・・。(ちらしより)

<メインキャスト>
蘇我鞍作<入鹿>(蘇我氏本宗家の嫡子・後に大臣):彩輝直
瑪瑙(安倍氏の娘):映美くらら
中臣鎌足(神祇官の長):瀬奈じゅん(7/1)・貴城けい(7/15)
軽皇子(皇極帝の弟):貴城けい(7/1)・瀬奈じゅん(7/15)
蘇我石川麻呂(蘇我の分家の長子):大空祐飛
蘇我蝦夷(大臣・鞍作の父):箙かおる
皇極帝(宝皇女・現天皇):夏河ゆら

<感想>
「プログラムを読破しないとついていけない・・・」

 1時間35分の上演時間のはずなのに2回とも2時間ぐらい観ていた感じがした。その理由の1つは主人公(蘇我入鹿)が筋を動かすのではなく受動的であるということだろう。やはり主人公にかき回されて周りが動くというのが主役を立てる限りあるべき姿だと思う。
 よって、筋は中臣鎌足の計画通りに進み、最後は大化の改新で暗殺されるところまでいくのだから、鎌足が話を動かしているといっていい。だから、入鹿と鎌足の2人主役の感じがした。また、策略が進む話だから起承転結が感じられないので長く感じたのだろう。瑪瑙との場面で緩急をつけているのだろうがとにかく女の存在を入れ込んだ、という強引さも感じる。
 また、いわゆる「日本史上の有名人」があまり出てこないので、観ているうちに頭の中で系譜のおさらいをしたくなった。終演後も「えー、あの人はいとこ?兄弟?まあなんでもいいわ」という会話が出ており、プログラムなしではつらいだろう。この点でもえらく難しい戯曲の感じがした。柴田作品もこのごろは『白昼の稲妻』につづき、1度みたら「なんか難しい」作品が多いような感じがするので、『琥珀色の雨にぬれて』のようなすっきりした人物関係の作品を発表していただきたいものだ。
 最後に、入鹿のことを劇中では「鞍作(くらつくり)」で通しているが、確かに「入鹿」は後につけられた名ではあるそうだが、現在の歴史では「蘇我入鹿」と教えられるのだから、「入鹿」で通したほうがすっきりするのではないかと思った。(以下は「入鹿」でとおす)

 彩輝直。蘇我入鹿というとわれわれのイメージでは当時の政治を私服し、暗殺される悪人というイメージが強い。しかし、今回の芝居では、政治手腕のある若き首相(大臣、と呼ばれているが今なら首相の位置だろう)、となっている。それだから優秀で、その上眉目秀麗で爽やかな青年という設定だ。まあ、宝塚の基本の2枚目を基本的に持てる力でやればいい役だから、新主演男役、無難なところからスタートしたな、という感じである。しかし、ここまで完璧な人物だと人間的魅力をあまり感じず共感しがたい。「魅力的な人間」というのは大体の場合、長所も短所もあって、長所が短所を上回るだけのものを持っている、ということではないだろうか。あまり完璧な2枚目像もどうか、と思ってしまった。それとここからは先に、ファンの方ごめんなさい、といっておくが、彩輝には芝居においては声の安定をお願いしたい。2回とも3時公演であったが、声帯が弱いのか台詞・歌詞で声がかすれてしまうのは勘弁願いたい。これは主演者としてできるべき基本中の基本なのでどうにかしてほしい。やはり、2番手をほとんど経験していないと2回公演での力の配分など身につかないのかなと思えた。

 映美くらら。まず「瑪瑙」とはすごい役名だな、と思った。今で言うなら「ダイヤモンドさん」というところでしょう。そんなことはともかく、入鹿の恋人であり妻であるこの役は、政治話題がほとんどのこの芝居においての緩衝材、入鹿にとっての心休まるところという役目を負っている。映美は本当にここのところ良くなってきたので、最後入鹿が暗殺されたと知って彼を思うところなどは泣いており、女性らしさを前面に押し出していて良かった。サヨナラ公演なのだから、もう少し出番があってもいいかとも思うのだが、恋する女の瑞々しさ、妻の夫を思う優しさ、など瑪瑙の存在は暖かさを感じた。舞台人として伸び盛りであるので、宝塚での経験を次のステップにしてほしい。

 瀬奈じゅん(あさこ)。1日の鎌足は、自信満々の表情をしながら、言葉は丁寧で、粛々と自分の策を進めていく、「慇懃無礼」という言葉がぴったりの策士だ。鎌足の人物像・考え、を表わしている台詞を強く言うことで、出し入れをしていたと思う。一方15日の軽皇子は、自分は政治の中枢にかかわれないのだから、妻のことも鎌足の思惑通りに動く羽目になってしまうことも、「諦念」があるので寛大にうけとめる、「人のよさ」を感じだ。これは彼女のもつ「感じのいいお嬢さん」というのと重なるので、15日のキャストのほうがいいか、と2回みて思った。NHKも正解か、と。

 貴城けい(かしげ)。1日の軽皇女は、妻に不倫をされても、鎌足の術中にかかろうとも、順々として受け止める皇族、という印象がした。皇族としての上品さや、変に反乱したりしないところはこの人の端正な容姿とあいまって納得して観られた。一方15日の鎌足は「冷静沈着」というイメージを強く受けた。自分の策を確実・着実に1つずつ打っていく、その過程において感情を表情に表さない。野望の感情が表れるのは銀橋のソロぐらいのものだ。観ていて感じたのだが、彼女は日本物の多い雪組の所属であるからか、化粧の仕方、所作、など日本物になれている感じを受けた。1回しか観ない人は、この15日のキャストのバージョンをお勧めする。

 大空祐飛。石川麻呂は長男といっても所詮分家であるところの気軽さと、重要なことをあまりしないので、人物的にも軽くなっていて、だから裏表ない人物で、最後には入鹿暗殺の予兆を示してしまう、という人物だと思う。大空は学生のころは今で言うなら次男坊ののびのびとしたところと、成長してからは入鹿に勝てるわけがないと下手な野心を持たないところ、そしていつもかばってくれる入鹿を最後まで裏切れないところときちんと押さえていたと思う。バウホール主演も決まり、この学年にしての飛躍だが、CSでインタビューを聞いていると自分のことが良くわかっている人だと思うので「月のような魅力」が今後どう出るか見守りたい。お金があれば彼女の鎌足も観てみたかった。

 入鹿の父の箙かおるさん。さすが重みがあり、台詞回しもすばらしかった。やはりこういう「締める」役は専科のかたにやっていただくと舞台が良くなる。

 夏河ゆら組長。入鹿を溺愛し、最後には瑪瑙への嫉妬心から彼の暗殺に力を貸してしまう女帝だが、帝としても威厳はいいのだが、女としての艶みたいなものがもう少しあればいいかな、と思った。でも、この頭のいい組長のことだから東京の千秋楽までには完璧になるのだろうな、と観ていた。

 全体を観ていて思ったことは、瑪瑙の「まあ、きれい。覚えていますわ」などといった言葉遣いが柴田脚本はきれいだな、ということだ。今、こういう文章を書いていてPCに校正されているのだが、「きれいな日本語」というものの価値を考えさせられてしまった。 
 最後に、芸能団の長で入鹿を裏切る忍びの嘉月絵里のしっかりとした存在感を書いておきたい。

ラテン・ファンタジー
「タカラヅカ絢爛Ⅱ」-灼熱のカリビアン・ナイト-
作・演出:草野旦

<解説>
 太陽と音楽、そして、情熱の島-キューバ。
カリブ海に浮かぶキューバを舞台に、満月の夜、一年に一度、海の中から甦る愉快な妖精たちのストーリーを織り込んで展開する、明るくエネルギッシュでトロピカルなショー。キューバの高名な振付家、サンティアゴ・アルフォンソ氏を招聘して、灼熱のラテンワールドを繰り広げる。(ちらしより)

<感想>
「『絢爛』も2回目となると慣れたなあ」

 星組の続演のショーだが、星組のときはあまりにキューバの要素が多くて、遠い日本人にとってついていけないところがあったのだが、今回は構成も練れて、ストーリーと場面が星組より共存している感じがしたし、「宝塚的」なところも増えて、のっていけるラテンショーになったと思う。また、変更した場面も、特別出演+月組メンバーに合わせてあったと思う。ただ、欲を言えばあの難度の高そうな蛇のダンスのシーンがカットされたのは、難しい振り付けなので月組コンビでは無理なのか、とも思うがちょっと観たい気がした。でも、月組も必死になってテンション高くやっていて、観客として自然に手拍子ができた。『サザンクロス・レビュー』のように、ショーも再演を繰り返せばよくなっていくものなのかな、と思った。

第1場~4場 プロローグ
 洪水のように始まるプロローグだ。彩輝の黒い髪に紫のメッシュを入れているのは趣味がいい。また、マリアの映美が踊ってくれて物語の予感を感じさせるのでいい。わーラテンワールド始まるぞ、というわくわく感。

第5場・6場 海の妖精たち→ハバナ
 星組ではダブルダッチ(いわば二重長縄跳び)に苦しんでいた場面だが、一人ずつの縄跳び+旗振りに変わって月組は楽だったのでは?ここは思い切り童心に返っている貴城をみるのが楽しい。

第7・8場 熱砂
 ポノポとマリアの出会いのシーンだが、後ろが良く動いている。移動が大変だと思うのだが。ただ、マリアは「キューバの乙女」となっているのに、なぜ黒塗りをしないのだろう?黒塗りの映美もまたかわいいと思うのだが。

第9~14場  真夜中のパーティー
 中詰めである。ここは星組と大分替わっていて月組のほうが良かった。マリアも歌って踊ってくれるし、ラテンの名曲のメドレーで知っている曲が多いから乗りやすい。特別出演で男役スターが豊富でこれも楽しい。

第15場  月下のダンス
 瀬奈、貴城、彩輝の3人が揃ってスーツで踊る、月組の新場面だ。ダンスに関しては今書いた順に上手い。瀬奈は振りを自分のものにしている。貴城はちょっとくせがある。彩輝ははっきりいうがリズムに乗ってない。(以下の暴言ファンの方ごめんなさい)ここは音楽も素敵だし3人揃い踏みでこのショーの見所の1つかもしれない。

第17場  灼熱の夜
 墓場の前でのダンスだが、瀬奈がのびのびと踊っていて、月組のメンバーたちも見習ってほしい、と思った。瀬奈の「らしさ」が良くわかる場面だ。

第19場 ハリケーン
 一番好きな場面なのだが、正直、あの難しいリフトを月組コンビがやるのか、とプログラムを見る前は半信半疑だった。ちょっと風がゆるやかになった気がするが、彩輝・映美、よくがんばったと思う。かなり必死にみえた。宝塚が誇る歌姫、美々杏里の歌声が場面を盛り上げている。

第20~22場 陽は又昇る
 さあラストの総踊り、であるが、2回観たうち2回とも彩輝の足があまり上がってなかった。上の場面でしんどいのだろうが、芝居のほうでもかいた2回公演の力の配分、というものを早くつかむ必要性に迫られていると思う。

 短く書いてきたが、まあ、ラテンショーとしては十分満足のいく内容になっていて楽しめた。「Ⅲ」はあるのだろうか。

<金子のコラム>
 今回のテーマは「役替り公演」。
『飛鳥夕映え』のほうは、3パターンの役替り、となっているのだが、発表になったのが宝塚友の会の申し込みの後だった。これは困る。やはり、早く発表するべきだろう。金子も7月上旬に申し込んでしまったので、「あ、1パターンしか観られないかも」と思ったが、運良く2パターン観られる。しかし遠方から来て、集中してみる人とか、ご贔屓がこの3人のうちの誰かの場合、ちょっと遅かったのではないか、と思う。
金子の役替り公演の一番「かなわんなあ」と思ったのは、ちょうど10年前の雪組の『風と共に去りぬ』のレット・バトラー役を、当時の二番手+轟悠で回したときだ。当時、金子は真矢みきのファンでチケット奪取に走ったものの、関西に住んでいないこともあって、平日でなんとか2回公演を2回観て納得したものだ。よって、ほかの人のレットはNHKで放送された久世星佳しか観ていない。「80周年企画」ということもあったのだろうが、ちょっとこれはやる方も、観るほうも酷だった。今回はあれほどではないが、あのときを思い出してしまった。


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238. Re: 月組東京宝塚劇場「飛鳥夕映え」「タカラヅカ絢爛Ⅱ」

ユーザ名: yasuko
日時: 2004/9/11(20:56)

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知り合いから、VISA貸し切り公演のものすごくいい席をゆずってもらい、月組公演を見にいってきました。
本日は、鎌足は大空さんでした。

大阪では、毎公演、初日も、土日も、千秋楽も、空席が多く、そんなにひどいのかな。。と心配していましたが、前半の芝居は、結構よかったです。

大空さんのかまたりは最高でした。もともと三白眼(さんぱくがん) の彼女はこんな悪役似合うと期待していました。
最初は和物のちょっといやらしい、濃厚な、下品というか、昼メロみたいで、みていてうんざりだった。ああいうシーンはいらないな。
昔、歴史の授業でこんな内容ならったなぁとか思い出し、歴史物として純粋に観ると、後半になるに従い、だんだん加速度的におもしろさが増していき、結構よい面白かったです。
そう、主役の恋愛シーンを思いきってカットして、失礼だけどえみくららさんのシーンも大幅カットしたら、もっと鎌足にスポットがあたり、結構質の高いいい作品になったと思います。
この頃、本当に実権をとるために、嫉妬や画策がうごめいて、こんな暗殺とかあって、すごい時代だったのだろうなと思います。
恵まれてトントン拍子の人間をひがむ気持ちはなんとなく、わかります。不思議に鎌足をなんて悪い奴だと思う気になりませんでした。結末は学生時代に教科書で習ったので、しっているのだけれど、なぜか彼の画策がうまくいけば面白いのにという気に、観ながらどんどん彼の味方になってしまいました。

後半のショーは、はじめて宝塚観る人はひくだろうなとか、やっぱ燕尾の大階段がないとさびしいとか思ってしまいました。
歌は湖月さんよりかは音程は合っていたけど、全然パンチがなく、踊りが全然シャープではなく、なんかやたら、瀬奈さんと貴城さんが目立っていました。
やっぱり、このてのラテン系のショーはどうしても好きになれないです。

どうしてもトップの人の名前が暗記できないけど、彼女ストレートプレイのほうが向いているような気がします。

あと1回観る予定ですが、貴城さんがかまたりの公演です。彼女も結構好きなので、楽しみです。でも、今度から月は1回でいいかなと思ってしまったしだいです。


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252. Re: 月組東京宝塚劇場「飛鳥夕映え」「タカラヅカ絢爛Ⅱ」

ユーザ名: yasuko
日時: 2004/9/25(20:54)

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2回目を見てきました。
今日の中臣鎌足は貴城さんでした。
1回目の後に、プログラムの時代背景の記事をよく読みましたが、読み物としても実におもしろい。

いつも主役になりがちな中大兄皇子がちょい役で、いつも脇役の蘇我入鹿が主役にしたところもおもしろいし、主役が死んで、その他の脇役達が暗殺のからくりを語るシーンも映画かなにかみたいで、実におもしろい。
そして、なにより、悪役の中臣鎌足に焦点があたり、悪役なのになぜか応援したくなる。めずらしい。こういう展開よく考えたなと思います。
鎌足の悪事の企てを語るシーンで、いつも流れるバックの音楽がまたかっこいい。本当に映画みたい。全体的に舞台っぽくない、ほんと映画かテレビっぽいのですよね。

ばかだから1回目気がつかなかったけど、シーンの順番が最初と最後が同じシーンで、最後のシーンから、なんと、だんだん前に逆向きに時間がさかのぼっていって、そしてまた後ろへ進んでいく。時間が対照的にシーンが組まれているのですね。

もともと、この時代の歴史っておもしろいんですよね。出演者の歌がへただろうが、しばいがへただろうが、それを感じさせないくらいの展開のおもしろさです。
だまして暗殺なんて、しかもこれが事実なんて!

そして、何より面白いのが、しばいがすんだ後、このあとこの人がどうなっていくんだとか、その後を知っているだけに、その後のそれぞれを思い巡らすと非常にわくわくする。

少なくとも、全然期待していなかったけど、私には今まで宝塚でみた日本物では、これが最高だと思います。
個人的に出演者をあれこれ詳しい人じゃないほうが、ストーリーを純粋に楽しめたのではないかと思います。

ただ、ファンの方には、これがお披露目、さよなら公演だけに、特にえみくららさんの影が薄くてかわいそうな気もしないではないですが。。

宝塚オリジナル(?オリジナルだっけ??)作品で、原作・演出がすばらしいと感じたのはこれくらい。やればできるじゃん。宝塚って、くだらない馬鹿みたいな作品がおおいだけに、これは作品としては、すごい傑作かもしれない。もう2度と上演されないのだろうなと思うともったいないと私は思います。違う人で見てみたい。

ただ、次の月組は、この人がトートで、この人がエリザベートやるんだ。。と思ってみていたら、なんか空しさを感じました。ぜひ期待を裏切ってほしいけど、無理だろうな。。

そして、私はついに宝塚友の会を退会いたしました。
そろそろ私も宝塚から卒業なのかな。。



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