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209. 劇団四季「ジーザス・クライスト=スーパースター」秋劇場
ユーザ名: yasuko
日時: 2004/6/26(22:28)
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劇団四季「ジーザス・クライスト=スーパースター」の初日を秋劇場へ観に行ってきました。
今日の主な配役は
ジーザス・クライスト:柳瀬大輔
ユダ:芝清道
マリア:佐渡寧子
ヘロデ王:下村
プラト:村俊英
正直完全に理解するまでは、数回観ないと難しいなあと思いました。
ロックミュージカルらしく、しかも「オペラ座の怪人」同様アンドリュー・ロイド=ウェバーの作曲なので、頭痛がしそうなくらい歌はものすごかったです。
まったくせりふなしで、歌だけのミュージカルで、旧約聖書のユダが裏切って、キリストが十字架に磔になるまでのストーリーです。
貧しく圧政に苦しむ群集に神と崇められたかと思えば、一転して非難の的となり、磔にまでなり、群集心理は恐い。ちょっとしたことで暴徒と化し、群をなすと残酷なことも平気でやってしまう。これは今の時代も怒り得ること。後半はちょっとかわいそうで。。観ていてつらかった。
ヘロデ王は1シーンだけだったけど、下村さんインパクトありました。ちょっとおかまっぽい役だけど、すごい迫力で、こんな役もできるんだと感心しました。「スルース」も観る予定だけど、楽しみになった。
プラトは忘れもしません。「オペラ座の怪人」のファントムをやられたかた。「地獄へ墜ちろ。行け。」と同じ声で、感動しました。声がいい。
そういえば、「オペラ座の怪人」出てたかたがたが、結構この公演ご出演されていますね。また、「オペラ座の怪人」観たい。この声は四季の宝ですよ。
司祭達の歌がオペラのテノールとかバリトンとか、バスとか、すごい声で結構聞きごたえありました。
マリアの佐渡さんは美しい声で、唯一心が安らげるシーンでした。他のかたの歌はすごすぎてちょっと聞いてて疲れたかな。。
何気に私は「スーパースター」を歌う時の3人のお姉様方の、ソウルガールが気に入りました。あのアニメのコスプレ風の衣装と腰のくねらせ方が色っぽいです。
エルサレム・バージョンは1回しかチケットがとれませんでしたが、8月はジャポネスク・バージョンを2回観ます。3回観れば、もっと理解できて違った感想など持てると思います。プログラムを観ると、韓国公演では、キリスト役は山口さんがやられたのですね。観たかった。もっと早く劇団四季にめぐり合うべきだった。何でビデオ化しないんだろう。
余談ですが、今日は四季をはしごしました。昼間はこの「JCSエルサレムバージョン」、夜は自由劇場で「ひばり」を観ました。宝塚のはなふさまりさんのジャンヌダルクも素敵でしたが、野村玲子さんのジャンヌダルクかわいかった。可憐で、初々しく、けなげで、40代であの若さは不思議です。まるで汚れを知らない少女のよう。ショートカットが似合っていました。観るたびに若くなって行く。本当にかわいらしかった。やっぱ「四季の看板女優」って肩書きはまだ他の女性には譲れないね。若い者には負けるな。頑張れ野村玲子!!
いよいよ7月には、レミゼコンサート、WSS,42ndストリート、ファントム等、注目の公演が始まります。1ヶ月で10観劇予定。体持つか心配です。ちょっとチケット買いすぎたかな。
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227. Re: 劇団四季「JCSジャポネスクバージョン」秋劇場
ユーザ名: yasuko
日時: 2004/8/15(22:13)
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劇団四季「ジーザス・クライスト=スーパースター」のジャポネスクバージョンを秋劇場へ観に行ってきました。
今日の主な配役は
ジーザス・クライスト:柳瀬大輔
ユダ:吉原光夫
マリア:井上智恵
カヤパ:高井治
ヘロデ王:大塚俊
ピラト:村俊英
エルサレムバージョンとジャポネスクバージョンを見比べて、私の好みでは、ジャポネスクバージョンのほうが面白かったです。
尺八、琵琶、つつみ、鐘の和楽器に、歌舞伎メイクと振り付けが新鮮でした。やっぱり、日本人の堀の浅い顔と、短い足には、このほうが似合っています。
前回より、マリアとユダは、今回の配役のほうが私は好きです。
それに、やっぱり久しぶりに四季を見たら、歌のレベルの高さを実感しました。
高音まで力強い声がでる
音程が狂わない
アンサンブルのテンポの速い歌でもしっかり聞き取れる
特にマリアの井上さんの声が澄んだ声で、それでいて、力強い。本当に素敵ですね。このレベルの人を宝塚で期待するのは無理として、帝劇で主役をやる人はこのレベルの人にやってほしいです。
ユダはたぶん、所々音程狂っていた?特に出だしが良く狂うなと思いましたが、それでも、声が素敵でした。
ソウルガールを真近で観ようと、1列目の左をとったのに、このバージョンは後ろで上からつるされて歌っていたので、見れませんでした。衣装が小坊主みたいで、ちょっと色気にかけて、がっかり。
ピラトとカヤパの低音が素敵でした。ファントムの声ですね。このおじさま二人とも素敵ですね。
そして、一番インパクトがあったのは、やっぱり、ヘロデ王でしょうか。モーツアルトの吉野圭吾のやった役っぽかったです。
あの役に選ばれたらうれしいんだろうか?エリザベートで、内野さんがトートの衣装がはずかしいとおっしゃっていたけど、ヘロデの格好は、エアロビのレオタードみたいな格好に、花魁というかお相撲のような帯に、エルビスプレスリーみたいなピラピラを脚につけ、アフロヘア。歌舞伎みたいに見栄をはって、はずかしいけど、一番拍手もらえるし、ある意味目立ちたがりやには、一番おいしい役かも。
こんなに、すごいのに、それでもやっぱり、”すごくおもしろい”って域に達しないのはなぜだろうと思ってしまいます。
こんな舞台を見慣れている人が、宝塚を観ても、たしかにおもしろくないだろうと思います。
宝塚を見慣れていると、この舞台を見ると、重過ぎるというか、軽さがないというか、すごいんだけど、楽しいっていえないなぁ。所詮娯楽なんですけど。これでいいんだろうか?って思ったりします。でも、レベルは確かに高いです。たまにはこんなのも観ないとと、強く感じます。
後1回見にいきます。ヘロデは見る価値ありです。むしろ、ジャポネスクバージョンのほうがお勧めです。これは海外公演うけた理由がわかります。
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232. Re: 劇団四季「JCSジャポネスクバージョン」秋劇場
ユーザ名: yasuko
日時: 2004/8/22(17:11)
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劇団四季「ジーザス・クライスト=スーパースター」のジャポネスクバージョンの2回目を観に行ってきました。
今日の主な配役は
ジーザス・クライスト:柳瀬大輔
ユダ:吉原光夫
マリア:金志賢
カヤパ:高井治
ヘロデ王:下村尊則
ピラト:村俊英
観れば観るほど面白くなってきました。
上演時間は短かく、休憩なしの1幕もので、ずっと集中して観ているのは、非常に疲れます。きっとストーリーとか、歌詞の内容をよく考えれば、奥深い内容なのだと思いますが、どうしても途中で集中力がとぎれてしまって。。
純粋に、歌の凄さと、ヘロデの可笑しさを楽しむことにした。
下村さんのヘロデは最高に面白かったです。
前回は、この役やる人は、仕事だからいやいややっているんだろうなと気の毒に思ったけど、今回は、彼はやりたくってやっているに違いないと思ってしまいました。1列目のセンターだと舞台に相当近いので、インパクトあっただろうなと思います。これは見る価値ありです。絶対ジャポネスクバージョンのほうがおもしろい。
ところで、携帯を最新機種に変更しました。
宝塚と Musical site から着信メロディと画像をたくさんダウンロードしました。
待ち受け画面はファントム
着信画面がべるばら
メール着信画面が鳳凰伝
メール着信音はエリザベートのプロローグ
電話着信音はオペラ座の怪人のオーブァチェア
にしました。いい。すごくいい。電話とかメイルがくるのが楽しくなってしまった。特にオペラ座の怪人のオーブァチェア最高です。
いよいよ来週はファントムの千秋楽です。すごく楽しみ。でも、これで終わるかと思うと寂しい。でも、千秋楽すんだら、今封印している四季のオペラ座の怪人のCDがやっと聴ける。これ聴いちゃうと、宝塚のファントムは聴けないからね。