注:念のために書いておきますが、「チケット取りに王道なし」 です。努力しても報われないこともありますが、努力しなくては チケットは手に入りません。
宝塚歌劇のチケットを取るにはいろいろな方法があります。 ですが、どの方法もそれなりに大変なことに違いはありませんし、 よいチケットを取る方法なんてそんなにあるものではないです。 確実によいチケットを取る方法は、、、娘をタカラジェンヌにして、または、 ファンクラブの幹部スタッフになって生徒券を手に入れる、 くらいでしょうか(冗談です)。 これらの方法を使い分けてチケットを買えるチャンスを増やす くらいの心づもりでいるほうがよいでしょう。
昔は劇場チケット売り場での前売りや宝塚テレザーブというものも
あったのですが、最近は変更になっています。
チケット購入方法(1次情報です)
を参照してください。
原則として、一般前売開始日の翌々日からプレイガイド等で販売後のチケットを 発売しています。したがって、よい席を取りたい場合や、売り切れになってしまう 人気公演のチケットが欲しい場合は、まったく利用価値がありません。
以下のプレイガイドで取り扱っています。
以下のプレイガイドで取り扱っています。
以下のプレイガイドで取り扱っています。
以下のプレイガイドで取り扱っています。
VISA、ペルソナ、JCB などのクレジットカード会社による貸切公演が 大劇場(宝塚、東宝)では1公演1回あります。カード使用明細書と 一緒に送られてくる案内をよく読んで応募しましょう。公演の2ヶ月ほど 前に送られてくる案内に応募券がついていますので、カードは一月一回は 使用するように心掛けたほうがいいですね。応募しても外れる場合も ありますし、当たっても3階席の一番後ろってこともあります。チケット代 はその公演日のカード使用として後で請求が来ます。
カード会社の他にも、宝塚大劇場では読売旅行とか加美乃素 (ヘアケア用品の会社です)などの貸し切りもあります。加美乃素は関西の 会社で関西の新聞に応募要綱が掲載されます(5000円分商品を購入して そのラベルを送って応募)。関西に住んでいる友人にお世話になるとよい でしょう。
「歌劇」「グラフ」の広告に載っています。旅行社では阪急交通社が 大手でしょう。電話で予約開始日に電話して応募します。行き帰りの足と ホテルがパックになったツアーが大半です。決まった回数を確実に観たい ときには利用するとよいでしょう(予定を決めずサバキ次第という旅の 場合にはお薦めしません)。
宝塚ホテルは人気があってなかなか取れないホテルです。ホテル確保 のチケットを取ってもらうには宿泊客である必要がありますのでまず 部屋をキープしましょう。チケットを取るには決められた日に電話する 必要があります(「歌劇」「グラフ」の広告にあると思います)。
前売券が売れ残っている場合は当日券として売られます。 またキャンセルチケットが当日券として発売になる場合があります。 これを取るには窓口に並んでいなければなりませんが、枚数も何枚出るか わかりません。立ち見券は座席券が完売の場合のみ発売されます。
宝塚大劇場の場合はB席2階席17列目(42席)は「当日B席」として 販売されます(前楽と大楽は扱いが違うかもしれません)。
東京宝塚劇場の場合はB席2階席16列目は(初日、千秋楽、新公、前楽を 除いて)当日券として販売されますが、この劇場の2階席は角度があるので とても遠いです。初日、千秋楽、新公、前楽の当日券は、前日に電子チケットぴあ 当日券専用ダイヤルでの発売となります。
劇場の入り口近くで数枚のチケットを扇状に広げて立っている人を
見たことはありませんか? あるいは財布を握り締めて立っている人が
いるでしょう? 個人で不要になったチケットや
会で確保しすぎたチケットを
やりとりするシステムが宝塚歌劇では定着しています。「売り捌く」の
「捌く(さばく)」の名詞形から来たのでしょう。
ただし、最近は劇団は「サバキ」を公式的には禁止としており、
劇場の敷地内ではなくちょっと離れた場所で「サバキ」が行われています。
古今東西「サバキ」はよく見られる習慣なので、なぜ禁止なのかは
分かりません(ダフ行為禁止を目的とするならばインターネットオークションを
まず最初に規制して欲しいものです)。
劇団四季などでは「サバキ」のシステムがないので、「チケット買います」
と書いた紙を持って立たないといけないのがちょっと不便です。
なお、条例で禁止されているのは「転売目的でチケットを購入すること」 「転売目的で購入したチケットを転売すること」ですので、 それ以外の目的(例えば友人の都合が悪くなった等)で「サバキ」を 行うことは違法行為ではありません。
人気のある公演だと供給よりも需要の方が多いのでチケットを買う 側は大変です。
上記の場所に、財布を片手に持ち(持たなくても雰囲気で分かりますけど)、 周囲の状況に目を配って売り手の出現にすばやく反応して、 チケットの席番から即座に何列目かを判断して、買う意思表明を するといった感じでしょうか。
逆に売り手の方が多い場合は(人気のない公演ですね ^^;)、 ずらりと並んだチケットの中から自分の予算と席番を考慮して 選ぶことができます。時には扇のようにたくさんのチケットを 広げている人を目にすることもあります。
売り場所は当然ですが上記の買い場所と同じです。が、需要の方が多い場合、 チケットを出すやいなや買い手が殺到する(「ピラニー」状態と NiftyServe のすみれ組で名付けられました。語源はもちろん アマゾンの肉食魚「ピラニア」です)事態もありえます。そのような 場合には上記の場所からちょっと離れたところにいる人に声をかける、 あるいは、後ろからそっと声をかけるなどの手段もあります。 供給の方が多い場合は、、、売れなかったらあきらめましょうね。
なお、「サバキ」ではチケットの額面で取り引きするのがルール となっています。チケットを手に入れるのにお花代がかかったという のはその人個人の都合でしかありません。額面よりも高く売るのは ダフ屋並みの行為だということをお忘れなく。 (ただし、「サバキ」ではなく事前に 会に入っている友人に頼んでチケットを取るときにお花代がかかると 承知して買う場合にはその限りではありません)