近鉄劇場、近鉄小劇場閉鎖へ

いやあ、びっくりしました。2004年中に閉鎖だとか。

Ref. http://www.yomiuri.co.jp/00/20020624i506.htm

扇町ミュージアムスクエアの閉鎖に続いて近小がなくなってしまうと、関西の小劇場系は困ってしまいますね。また近鉄劇場の閉鎖によって中小規模のミュージカルを上演できる劇場が大阪ではドラマシティ以外になくなってしまうのではないでしょうか。演劇用の舞台設備のない公共の多目的ホールばかりになるのはとても残念なことです。

近鉄の社長の記者会見があったとのことで各紙に載っています。
これで近鉄は演劇から完全に手を引くというわけです。
今年で80周年だというのに最悪のニュースを聞くことになるとは…。

支援の打ち切りは来年の5月。拾ってくれるところがなければそのまま解散ということになるでしょう。春季あやめ池円型大劇場公演が最終公演となります。

# 吉本興業でもいいから拾ってくれないかな…。

ファン有志の「OSKを存続させる会」による署名活動は7月から行われていましたが、劇団員が公演の稽古の合間を縫って、9月15日にJR大阪駅前、難波の高島屋前、近鉄上本町駅前の3カ所で、午後1時から2時半まで署名活動を行うとのことです。

# 私はすでに署名済みですけど。。。

このときの記事はいくつかの新聞に掲載されましたが、「AERA」10/28号
（昨日発売になったもの）のp.59に「消えるOSKレビュー」「惜しむファンが
存続運動」と題した記事が掲載されています。新聞よりも分量が多いだけあって
かなり的確な捉え方をした記事だと思います。