作・演出 柴田侑宏
塩野七生さんの書いた本に「チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷」
というのがありますがそれが原作ではなく参考文献程度。ルネサンス期に
イタリア統一の野望を抱いたチェーザレ・ボルジアが、父である法王
アレッサンドロ六世の勢力と妹ルクレツィアの政略結婚を利用したが、
かなわなかった生涯を描く。宝塚大劇場のみの公演で東京宝塚劇場には
来なかった作品。
作・演出 中村一徳
「プレスティージュ」はフランス語で「魅力」「名声」「威厳」の意。
中村一徳の大劇場デビュー。
地方公演 1997/9/13 - 10/7
地方公演の出演者
汝鳥 伶 梨花ますみ 夏河 ゆら 真琴つばさ 光樹すばる
真山 葉瑠 越 はるき 卯城 薫 汐風 幸 一紗まひろ
嘉月 絵理 那津乃 咲 風花 舞 樹里 咲穂 名城あおい
星野 瞳 瑠奈 まり 穂波亜莉亜 成瀬こうき 水島あおい
北嶋 麻実 千紘れいか 大空 祐飛 彩苑 ゆき 紫月 光
遥奈 りお 奈々まりか 南城ひかり 水 夏希 越乃リュウ
幸 涼香 茜 みつ希 風帆 優里 花暢しおり 紫野 ゆき
宝塚大劇場 1996/9/20〜11/4(東上しなかった作品)
特別出演 (専科)箙かおる
出演 久世星佳、真琴つばさ、姿月あさと、風花舞、ほか
キャスト：
チェーザレ・ボルジア 久世星佳
ルクレツィア(チェーザレの妹) 風花舞
マキャヴェッリ(フィレンツェの外交官) 真琴つばさ
ルイ１２世(フランス国王) 姿月あさと
アレッサンドロ６世(法王、チェーザレの父) 箙かおる
ヴァノッツァ(チェーザレの母) 邦なつき
ジュリア(法王の愛人) 美原志帆
ドン・ミケロット(チェーザレの副官) 汐風幸
ビシュリエ公(ルクレツィアの２番目の夫、アルフォンソ・ダラゴーナ)
樹里咲穂
ホフレ(チェーザレの弟) 成瀬こうき
サンチャ(アラゴン王国の王女、ホフレの妻) 千ほさち
アルフォンソ・デステ（フェラーラ公、ルクレツィアの３番目の夫)
鷹悠貴
レオナルド・ダ・ヴィンチ 真山葉瑠
ローヴェレ枢機卿 葵美哉
アスカニオ枢機卿 光樹すばる
ルナーテ枢機卿 松波美鶴
参照： さらに詳しい説明(www.hankyu.co.jp の Web ページ)
「チェーザレ・ボルジア」の一言感想
塩野七生さんの本でしっかり予習していったものですから、ひたすら眠かった
です。10何年と暖めた作品だそうですが、こんなものですかね。
「プレスティージュ」の一言感想
芝居と比べるとすばらしい出来ですね。使い回しの衣装、どこかで見た振付で
新鮮味がないという意見のある方もいるとは思いますが、生徒さんがみな
楽しそうにやっているではないですか。見ていて十分楽しめるショーだと
思います。わたしは好きです。
観劇日：1996.9.28 15:00 (２階Ｂ席), 9.29 11:00 (１階Ｓ席)