音楽・歌詞 | Cole Porter |
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脚本 | Abe Burrows |
脚色・演出 | 谷 正純 |
19世紀のパリを舞台にしたミュージカル。
作・演出 | 草野 亘 |
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新トップ久世星佳と風花舞の東京披露公演。 風花舞の評判がとてもよいです。
参照: さらに詳しい説明(www.hankyu.co.jp の Web ページ)
(文責:森貞雅博)
観劇日
7月7日(日)11:00 3階ト列48番(上手)
大劇場公演は観ておらず東宝が初めてとなりました。「CAN-CAN」は 久世星佳と風花舞のトップ披露公演としては最高の演目と言えるでしょう。 しかし、「マンハッタン不夜城」は最悪です。
この演目はピスタッシュを演じた風花舞のためにあると言っても 言い過ぎではないでしょう。 的確な演技(地声と裏声の切り替え、表情、フォレスティエを誘惑する ときの色っぽさ)と時には地声を張り上げて歌うナンバー。そして特筆 すべきはラストに見せる連続ターン! コマのようにくるくると舞台上を 回ります。「キャッツ」でミストフェリーズが行なう連続ターンを軽く しのいでいます。客席からも自然と拍手と手拍子が起こる感動的な シーンです。なぜ、「CAN-CAN」を2幕物でやってくれなかった のでしょう?
新トップの久世星佳は判事フォレスティエを的確かつ軽妙に演じています。
真琴つばさ。これまたしゃれた役どころ。多才な色男をうまいこと 演じています。
シーンの山場がはっきりせず平坦な印象を受けます。観客もどこで拍手を したらいいのか戸惑っている様子です。それにシーンのつながりも今ひとつ わかりません。フィナーレのサイケ調の衣装は なかなか面白いと思うのですが、人によって印象はかなり異なることでしょう。