(文中一部敬称略)
「歌劇」11月号上で来年のスケジュールが公表されています。 1999年は宝塚歌劇85周年ということで、過去に芸術祭賞を受賞した 作品をメインに大劇場の公演が組まれています。
また、バウホール公演ではシェイクスピア作品を中心に 上演されます。
MBS劇場クローズ後の大阪での拠点となる新劇場「新MBS劇場」の起工式が 行なわれました。場所は中央区城見1丁目の大阪ビジネスパーク内、 客席数は1100席の鉄骨2階建、二階を舞台に近づける形式ですが、 期限は5年の劇場とのことです。完成は1999年2月、 こけら落としは1999年4月「ライオンキング」。
名古屋では現在の名古屋ミュージカル劇場が12月にクローズした 後の9劇場「新名古屋ミュージカル劇場」を中区納屋橋に東陽倉庫と共同で 建設することを記者発表した。客席数は1050席の3階建で現在倉庫として 使用中の建物を流用し、期限は5〜6年。 完成は1999年4月、こけら落としは 「ソング&ダンス―ミュージカルの花束」、 さらに7月から「キャッツ」を上演する。
宝塚歌劇団花組のトップスター真矢みきと娘役トップ千ほさちの 退団公演が千秋楽を迎え、3000人のファンの見守る中パレードを 行ないました。ビジネス街にあり劇場前にスペースもないことから、 パレードは劇場のロビーに退団者のファンクラブ会員と希望した 一般ファンを入れるという形式で行なわれました。
劇団四季の専用常設劇場の一つ四季劇場・[秋] でこけら落とし 公演「ミュージカル 李香蘭」が初日を迎えました。
トップ娘役の湖上芽映がこの秋のあやめ池円型大劇場での公演 ミュ−ジカル・レビュー「薔薇の街のロマンス」の千秋楽を もって退団することが明らかになりました。
明日の特別アトラクションを控えてその舞台稽古が四季の会 会員向けに公開されました。李香蘭とジーザス・クライスト= スーパースターのチケットの購入および入会期間の長さが招待の 条件とのことです(浅利氏談)。
四季の公演の大阪での中心であったMBS劇場がついにこの日 クローズしました。最初の演目は「オペラ座の怪人」で 1995/6/17オープン、最後の演目は「アスペクツ・オブ・ラブ」 となりました。
タイトルの通りです。なお、初日は 5/8(土)です。
劇団四季の女優志村幸美さんが 8月21日に病気のため 亡くなられました。キャッツのグリザベラ、ドリーミングの光、 愛蓮、ミセス・ポット、などその歌唱力とやわらかできれいな声質で 観客を魅了してくれたのですが、その歌声を二度と聞けないというのは 本当に残念でなりません。ご冥福をお祈りします。
花組トップ娘役の千ほさちが「SPEAKEASY」/「スナイパー」で 真矢みきと同時退団することが明らかになったとのことです。 明日8/5 17時に記者会見が行なわれます。
第1幕 18:33〜20:08、第2幕 20:39〜22:04(カーテンコールを
含む)。
この公演で1422回目を迎えた「レ・ミゼラブル」は、開演前の
緊張感に満ちた静けさとは反対に熱気のこもった舞台となりました。
観客の拍手に呼応してか役者陣もかなり力が入っていたようです。
カーテンコールでは鹿賀丈史が挨拶をしたのですが、その中で
来年5月から4ヶ月間の再演を行なうことが発表されました。
東京宝塚劇場建て替え中の仮設劇場 1000days 劇場が5月30日 月組公演「ウエストサイドストーリー」でオープンする。これに先立ち、 前日の5月29日に関係者、宝塚友の会の会員等を招いたプレビュー 公演が行なわれた。
月組トップ娘役の風花舞が来年1、2月の1000days劇場公演を 最後に退団することが明らかになった。
宝塚でトップクラスのダンサーでもある彼女の退団は非常に 惜しいです。
浜松町にできる新劇場「四季劇場・春」の柿落としとして、 今年のクリスマス頃にオープンの予定。
これまでは阪急電鉄歌劇事業部だったのですが、独立採算を 目指した分社化でしょうか。
がありました。出演者には歌手を揃えており、TMN の宇都宮隆、 山本耕史、The KIX・S のボーカル浜口司、渡辺忠士ら20人。 配役はよくわかりませんが、宇都宮隆がロジャー、浜口司がミミ といったところでしょうか。公演期間は、赤坂 BLITZ で 9/24〜10/4、 東京芸術劇場で 11/20〜12/6。(5/13)
来年の1月15日〜17日の日程で札幌市で開催される予定。 また、今年の夏から北海道内各地で「北海道舞台塾」が開かれる。
すでに月刊「ミュージカル」にもインタビュー記事が載っていますが…。 9月の赤坂BLITZ公演からスタートして12月まで上演とのこと。
宝塚歌劇団星組トップスター麻路さきの退団が決まった。 正式な記者発表は 4/9 に行なわれる。
3/30 は宝塚歌劇団星組の3月公演の千秋楽でした。以前もこの ページに書きましたが幕間に観客をにらむようにチェックする体制は 相変わらずですね。観客性悪説に立った警備体制はとても客商売とは 思えません。
宝塚の公演ではファンクラブのメンバーが人垣を作って楽屋出を 待つ“ガード”という方式を取っています。“ガード”の本来の意味は、 「熱烈なファンが殺到しないように役者を守る」ことから来ています。 今回の帝劇での公演では向いのビルの好意もあってか帝劇の向かいの 歩道もガードの場所として使えるようになっています。ここまでは とてもよい対応で宝塚ファンのことを理解しているかに見えたのですが…。
千秋楽の場合、楽屋出を待つファンクラブの人数も多くなり、 ガードの列も長くなるのが常ですが、ガードを作れる場所が向かいの ビルの郵便局の看板までと帝劇の係員が指導していたので狭い場所に 大勢の人数がひしめきあっていました。この点についてはしょうがない ところもあるのですが、その看板を少しでもはみ出したファンクラブの メンバーや一般ファンに対して「ここから出たら強制的に排除するからね」 と威圧的な態度で叫ぶ姿は観客軽視以外の何物でもない。
この公演をご覧になった方ならば、ソロの歌い手のマイクボリュームが 大きすぎ、最大音量のときには音が割れている状態だったことをお気づき でしょう。わたしの知り合いも何人か劇場係員に苦情を伝えたのですが、 結局千秋楽もこの状態は変わらずじまいでした。例えば「劇団側の 指定でこの大きさにしている」等の理由の説明でもあれば納得はできない までも理解はできるのですが、帝劇が馬の耳に念仏状態では観客は これ以上どうしようもなくなりますね。
ミュージカルとは直接の関係はありませんが :-) JR の新幹線の 改札の自動化が主要各駅で実施されています。改札のスピードアップ になるので、観劇前後に急いでいる時には助かりますね。なお、 特急券と乗車券が分かれている場合には2枚重ねて改札機に挿入 してください。
5番目の組である宙組の宝塚大劇場でのお披露目公演が 始まりました。この公演は同時に84期初舞台生のお披露目 公演でもあります。
ほとんど折り込み済みの予定でしょうが、9/1(火)〜12/27(日) の 公演延長が発表されました。「四季の会」先行予約は 4/25(土)、 一般前売りは 5/5(祝)。
7月1日(水)が初日です。
7月18日から東京国際フォーラムで上演とのこと。 主演は唐沢寿明と酒井法子で、演出、脚本にはフジテレビ系のスタッフの 名前が入っています。
レ・ミゼラブルでエポニーヌを演じている本田美奈子さんですが、 尿管結石で一時休演したとのことでした。
チケットの前売り開始は 7/26(日)。日程も発表になっています。
現在宝塚の公演中の帝国劇場ですが、出待ちや入り待ちを行なう ファンクラブには柔らかく接しています。ファンクラブにまかせた方が 混乱も起きないとの判断からとは思いますが、ガードマンがどなり 散らしていた東京宝塚劇場の対応とは雲泥の差と言えるでしょう。
一方、宝塚の公演ではファンによる隠し撮りが他のミュージカルの 公演に比べると多いようですが、隠し撮りにはかなり厳戒体制を しいています。開演前になると多くの係員が一列ごとにチェック して回るのですが、すべての観客を疑ってかかっているかのような 目つきの鋭さにはあまりいい印象は持てないですね。
宝塚星組「ダル・レークの恋」夜の部公演中の帝国劇場で 15:54 に 突然停電が発生し舞台照明がすべて消え、公演は中断となりました。 原因は劇場の入っているビル全体の停電ということで35分後に 停電の起きた場面から無事再開となりました。幕間には劇場支配人と 星組プロデューサが舞台下手からおわびの挨拶がありました。
帝劇史上初の停電ということでしたが、係員の素早い対応は見事 でした。宝塚の公演は他のミュージカルに比べて照明の数も多く、 また停電したのは盆を回し始めた時でしたので、盆を回すモータの 起動トルクによる電流増加が大きくなり、定格容量を超えたものと 思われます。
王子と飛行士がダブルキャストで、土居裕子/近藤正臣の他に もう1組はオーディションで決定されることになっていましたが、 今津朋子/一見直樹に決まりました(音楽座のチラシより)。(3/6)
が東宝 WWW ページに掲載されています。
フィギュアスケートにはミュージカルナンバーもよく使われますが、 ヴォーカルが許されているエキジビジョンでも島田歌穂さんの On My Own が使われていました。
7/31が千秋楽の予定でしたが、7/30ソワレが千秋楽という ことになりました。
すでに記者会見も行なわれましたが、宝塚歌劇団花組トップスター
真矢みきの退団が発表されました。退団公演は
「SPEAKEASY」「スナイパー」
宝塚大劇場 5/15〜6/22 東京1000days劇場 8/22〜10/5。
さらに、日本武道館にて7/22,23 の両日リサイタルが行なわれる。
退団後は女優活動にすすむ予定。
一部スポーツ紙に報道がありました。注目はやはり宙組による 「エリザベート」でしょう。
「泣かないで'97」で復活した音楽座ミュージカルですが、その 第2弾は「星の王子さま」です。主演は土居裕子、近藤正臣。 公演日程は 5/22(金)〜6/7(日)、東京芸術劇場中ホールにて。 チケットの前売り開始は 3/14(土)。 チケットの値段は S席11550、A席9450、B席7350 で前回同様 パンフレット付きです。リピータのためにパンフレットは別売りに してその分安くしてくれる方がよいのですが…。(1/5)
元日の朝日新聞に全面広告として出ていました。
宝塚歌劇団による改築前の東京宝塚劇場最後のイベントが12月27日 から29日まで行なわれていましたが、この日が最終日となり、宙組を 含めた5組全部のトップ3が揃い踏みする初めての舞台となりました。また、 この日の当日券およそ300枚のために並んだ人数は3000人弱とすさまじい 競争率となりました。終演後の出待ちは12月に公演中だった花組以外の 組はトップ3がまとまって楽屋出を行なう形式でテレビ中継も入って おりました。
来年の1月1日にできる宝塚歌劇団の新組ですが、「宙組」に 決まりました。「そらぐみ」と読みます。