千秋楽・月組・東京宝塚劇場「宝塚花の風土記」「シニョール・ドン・ファン」

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82. 千秋楽・月組・東京宝塚劇場「宝塚花の風土記」「シニョール・ドン・ファン」

ユーザ名: yasuko
日時: 2003/8/3(22:24)

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本日宝塚月組千秋楽を観にいきました。

最初に観たのが、大阪宝塚大劇場に5月3日の連休だったので、なんと3ヶ月ぶりです。3ヶ月の間いろいろ他の公演を観た為、なんか遠い昔のことのようで、内容もほとんど忘れかけてました。途中にお休みがあるとはいえ、四季や帝劇のように、複数キャストじゃないから、同じ公演を1日2回、3ヶ月続けると、飽きるし、モチベーションを高く維持するの大変でしょうね。健康管理も大変だし。複数キャストだと他のキャストと比較していいライバル意識をもてて、刺激にもなるのだけれど。。

大阪では、あれほど面白くなく、眠くて早く終わらないかと思った前半のショーは、今日は結構楽しめました。前回はなんとも感じなかったけれど、今回は松本悠里さんの遊女と民謡が気に入りました。でも和物のショーにしては、あまりにも演奏が品のないキャバレーのバックバンド風のアレンジで、もっとどうにかならんのかとか思ってしまいました。それにトランペットよく音がずれてたけど、あれはああいう編曲なのか、へたなのかよくわからん。

後半のおしばいは、やっぱり、オープニングのシーンと石像の騎士の群舞がかっこよかったです。宝塚の群舞はかっこいい。
それと霧矢さんの休演の代役の北翔さんですが、とてもよかったです。なんかこのぼけキャラの役どころ、北翔さんに会っていたように思いました。まあ、もともとダブルキャストの2パターンを見たと思えば得した気分です。代役のお知らせのチラシもしっかりもらってきて、これが数年後はいい記念になるのかなと思っています。会社でもそうだけれど、誰かが急に入院したり、やめたりとかで、2人分仕事しなきゃいけないことって、結構あるけど、緊急事態にいやな顔せず一生懸命やると、きっと見ていてくれる人はちゃんといるし、苦労したことは後でチャンスにつながると思います。私も文句いわず、心を入れ替えてがんばらなきゃとか思ってしまいました。

フィナーレの黒燕尾はアルゼンチンタンゴ風だったのですね。最近アルゼンチンタンゴの公演を観にいったばっかりだったので、気が付きました。あのアコーディオン風の演奏がせつなく、しかし情熱的ですよね。大階段、黒燕尾はやっぱしびれます。今回振り付けかっこいいと、このシーンは大満足です。

最後は、汐風幸さんのさよなら公演がありました。
ショーもよかったのですが、最後の退団者のあいさつが、時代劇のきざなせりふのようでかっこよかったです。”あの”、きざな一言で、女達がいっせいに泣き始めました。まるで、若かりし時の片岡孝夫みたいでした。きざ!!やっぱ、お父様の血をひいていらっしゃるってことですね。
退団後の「モンテ・クリスト伯」も見たいけど、東京じゃチケットとれないでしょうね。

それと公演とは関係ないけど、組長さんの夏河ゆらさんが、山のようにある次の公演スケジュールをペラペラと立て板に水のように、ひとこともかまずにいいきったのはさすがです。すごい暗記力。他の組の組長さんはこの場面は資料見ながら話されます。記憶力がいいのは、あれだけ長いせりふや、しばい、踊りを覚えられるのだから当然だとは思いますが。すごい。彼女はコメディのセンスもあるし、一生やめないでほしい。こういう人は結婚してもやめなくていい制度にできないのかしらね。


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