[掲示板: ミュージカル一般 -- 時刻: 2024/11/29(12:40)]
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<p><p>本日「風と共に去りぬ」の千秋楽を観て来ました。
千秋楽は盛り上がる。これだからいくら高くてもチケット手に入れたくなるのです。
舞台の上の役者もこれが最後と思うと、力がはいって、オーバーアクションで面白い。さすがに千秋楽に来ている客は大地真央の大ファンで、何度も観ている客ばかりなので、あのシーンはいつもと違っていたとか、いつもよりどうだったとか。。これが何度も通うリピーターの醍醐味なのですよね。
初日近くに観たときは、本当に盛り上がらなく、なんてつまらない、はっきりいうと失敗、おおこけ興行だとおもってしまいましたが、カーテンコールの後の千秋楽のあいさつでは泣けてきました。
やっぱり、舞台の上の役者も反応が悪いのは気がついていて、悩んだり、くやしい思いをしたのでしょう。なんとなく、大地真央のあいさつで、いろいろ悩んだのかなと思ってしまいました。
何度もカーテンコールの後、いつまでたっても帰らない客のために、ひとりでドレス姿ででてきてくれたときは、本当にきれいで、最後もりあがってよかったと心から思いました。
「風と共にさりぬ」は「エリザベート」や「モーツァルト」みたいにくさい、もりあがるミュージカルではないので、感動させるのは難しいと思います。
今、家に戻ってきて宝塚版「風と共に去りぬ」を見ていますが、比較すると、あれこれけちをつけたけど、今回の東宝版結構いいではないかと思ってしまいました。
<p><p>ファンには怒られそうだけれど、つっこみたくなるシーンは。。
1.大地真央は場間の暗転した瞬間になぜあそこまで猛ダッシュしてそでにひっこんでいくのだろう?何もあそこまでダッシュしなくても。。おかしくて。。
2.寿ひずるの店にはいつもレッドしかいないけど、もうかっているのかい??
3.最後に「そうだ。あしたから考えよう」というシーンは泣けるシーンなのに、私はなにか笑ってしまった。何か私が、「そうだ。あしたからダイエットしよう」といって、いつもできない自分のようで。
<p><p>好きな唄は。。
1.大地真央なら最初のバックに白いマグノリアの花が咲き乱れている中でうたう「マグノリア」です。かわいくて、本当にマグノリアの花のように美しい。
2.今井清隆は「葉巻」がダンディでかっこいいです。幕間では客の中にもっとレッドがかっこよければとか言っている人もいましたが、結構かっこよかったと思います。轟悠と比較すると、彼女はちょっとなまりが強いので。。やっぱ本当の男にはかなわないかな。。。もっとスマートで、ハンサムだったらとかも思いますが、あの体系でないと、あの声量で唄えないでしょう。
3.杜けやきさんは、「天使よ」です。あなたこそ天使のような人です。
<p><p>ひょっとしたら、杜けやきさんはこの公演の演技で、年度末の賞がとれるかもと思います。本当に身も心もメラニーになりきって、全力投球して臨んだ舞台でした。最後のあいさつでもそれがうかがえました。本当にすばらしい役者です。
どんなに美人の檀れいががんばっても、そして今日本中のどんな女優でも、メラニー役は彼女にかなう人はいないと思います。もうまいったです。たとえようもないくらい、賞賛に価する演技でした。
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