[掲示板: ミュージカル一般 -- 時刻: 2024/11/29(10:00)]
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<p>ずっとずっと、とてもとても楽しみに待っていた「風と共に去りぬ」を観て来ました。しかも昼の部と夜の部(岡、石井両キャスト)観てきました。
</p><p>正直な感想は、すごく期待していっただけに、ちょっと期待はずれでした。期待しすぎて観にいくのも考え物ですね。貸切公演だったせいか、大勢の年配の観客が主な客層だったからか、拍手もなく、まったく観客から盛り上がりに欠けて、1回めの公演は、これは3公演もチケットかってしまい、失敗したと思ってしまいました。
2回目は席も前だったし、まわりに杜さん、大地さんのファンっぽいかたがたが大勢いて多少は1回めよりは盛り上がったかな。。でもソロの唄や、どう考えてもこのシーンはポイントとなる場面で、拍手喝采となるべきシーンなのに拍手が「モーツアルト」や「ミーアンドマイガール」のときと比べると本当に小さく、なんかかわいそうになったくらいです。われんばかりに拍手というのが一回もないミュージカルはひさしぶりです。
帝劇では指揮者は毎回同じ人だから、きっと帝劇のおかかえオーケストラの指揮者なのでしょう。背中で、この公演はうけるぞとか、うけてないなぁとか感じながら指揮棒振っているのでしょうね。カーテンコールも1回しかなく、本当に盛り上がりに欠けていました。残念。
<p>「オケピ」がうけたせいか、公演後大勢オーケストラピットを覗き込む客が前に押し寄せ、最後のカーテンが下りた後の演奏の後、公演に対してではなく、オーケストラに対してすごい拍手がありました。これが皮肉にも一番大きな拍手でした。
</p><p>それでは何がいけなかったのか??
よく考えると「風と共に去りぬ」って、映画だとタラのテーマがいいので盛り上がるけど、ストーリー自体、大して感動的とか、おもしろいっていうものでもないなぁ。。とか思ってしまいました。それと、大地真央の唄も顔もいうことないのですが、せりふが。。。きっと普通にしゃべると声が低いので、全部裏声みたいなしゃべり方で、これが不自然でなんか学芸会のおしばいみたいで。。。
でも、彼女の年齢であの美しさ。。あの声が出るなんて、プロ根性が感じられます。森光子みたいに、ずっとずっとたとえ盛り上がらなくても、客の入りが悪くてもがんばってほしいかな。
<p>今日の私の一番は、杜けやきさんのすべてです。
これはすばらしい。本当に顔も唄も、せりふも、メラニーって感じでした。きっと杜けやきさんご自身も心美しいかたに違いないと思ってしまいました。彼女の舞台は初めてなのですが、こんなにいいとは思いませんでした。男役だったなんて信じられない。なんかスカーレットとレッドバトラーの二人より、アシュレーとメラニーの二人のほうが印象に残ってしまいました。
<p>岡さんと石井さんの違いやどっちがどうという差はよくわかりませんでした。しかし、石井さんはいい男でした。アップに耐えれるミュージカル男優が日本にもでてきてうれしい限りです。レミゼは彼が出る公演のチケットは買ってないけど、買おうかなという気持ちになりました。ミュージカルって唄や踊りやおしばいの技術も大事だけど、ビジュアルも大事だと思います。だって、すごい美人やすごいハンサムはお金出して見る価値ありますしね。美しいものを見ると幸せな気持ちになりますよ。
</p><p>といっても、大地真央の美しさは一見の価値はあります。前の席でアップで顔を見たけど、あの年齢(結構歳ですよね)であれほど美しい人見あたらない。海外の映画の女優さんにも全然負けてないです。プログラムのどんなぼろ服きたカットも、どんな表情も、全部全部美しいのです。死ぬまでに大地真央の生の美しい顔を見れて幸せです。
</p><p>千秋楽もチケットとれたので観にいきます。千秋楽観にいかれる方、ミュージカルが盛り上がるかどうかは、舞台の上の役者や演出、脚本だけにかかっているわけではないです。みんなでもりあげようぜ!!
</p><p>あすは、日生で「雨に歌えば」。あんまり期待しないことにしよう。今日の教訓は、期待しすぎると期待が裏切られたときのショックが大きいので、平常心を!!
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