[掲示板: ミュージカル一般 -- 時刻: 2024/11/29(07:53)]
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特にファンというわけではないのですが(こんなこと書いたらファンのかたにしかられそうですが。。)、いつも友の会の先行予約に申し込んでも、あたったためしがないので、絶対あたらないだろうと思って、4公演申し込んだら、ことごとくあたってしまい、行くことになりました。宝塚大劇場はインターネットでみても、空席が目立ちあまりチケットは売れていないようですが(さよなら公演が一段落して、みなさんお金を使い果たしたのでしょうかね??)、ここ東京では宝塚のチケットは長年の熱狂的なファンが買占め(おそらく何度でも通うのでしょう)、ちょっとやそっとのファンはなかなかチケットは定価では手に入らないのです。だいたい2,3倍の値段で買う羽目になります。一般発売と同時に初日、千秋楽、土日はあっというまに売切れてしまいます。
ところが、さきほども書きましたが、さよなら公演が一段落したせいなのか、もともと雪組はいまひとつ人気がないのか、いまだにチケットが売れてなく、先行予約でもよくあたるし、今でもすんなり定価で買えてしまいます。チケットは本来定価で買うものなのですよね。これが正常なことなのです。
劇場にはいってめについたのが、男性がなんと多いことか。大劇場では子供や男性も結構いましたが、ここ東京では99%が女性といっても過言ではないのに、なぜか男性が非常に多かったです。東京でこんなに男性を見たのは初めてです。おそらく、日ごろ宝塚に興味があってもチケットがてにはいらず、見れない人がこられていうのではと思います。人気の組は長年の熱狂的なファンがリピーターとなって、同じ人が何度でも通いますが、人気のない(すいません。でも実際東京で売れ残るのは雪だけなのは事実なので。)、新たなファンを増やすという、また新しい役目を果たしているんだと思いました。いいことです。新しいファンを開拓するのも立派な役目ですよ。がんばれ、朝海ひかるさん。
肝心の感想は、ちまたで言われているほど、悪くはなかったです。トップのお二人とも、唄もダンスも演技も他の組のトップと比較して技術的にはなはだ劣っているとは全然思えません。
前半のお芝居で、一番もりあがったのは、検非違使の別当知親(未来優希)とその妻忍(愛耀子)の2人のシーンです。2場面この2人でもりあげるシーンがあるのですが、歌も迫力があり、本当に迫真の演技でした。この前半のしばいで、2人がいたから、もりあがったと思います。通常宝塚では、トップ、二番手の登場、ソロ唄の後、退場で拍手をするのが暗黙のルールのようになっていますが、この検非違使の退場シーンでは自然と拍手が聞こえました。宝塚はじめてのかたの自然な反応でしょう。そう。トップではなくても、いい演技、唄には拍手を。あまりに感動したときは、ブラボーいってもいいのではと思っています。
後半のショーは、結構振り付けは私好みでとっても楽しめました。唄の題と何場面かは覚えていないのですが、非常にかっこよかったです。
ただ、星千秋楽の「バビロン」と比べると、全体的に振りはかっこいいけど、あっていないです。ばらばらっていう感じでした。でも私もダンスの専門家ではないので、あまり固いことは言わないことにします。唄と芝居とダンスの3拍子そろって楽しめるのは、宝塚くらいですからね。
よかった、よかったと褒め称えていて、最後に落とすようで悪いのですが、本当に両トップ悪くはないのですが、幼すぎる、細すぎるのです。とっても躍りもかっこよく、唄も言われているほどひどくなく、よかったです。でもいまひとつ人気がないのは、華奢すぎるから、頼もしいという女性のあこがれの対象として見れないのが原因ではと思います。
けっこう他のかたの拍手がトップより大きかったりで、誰がトップなんだかわからない状態でした。トップは別格という組ではないようです。
でも、おかげてチケット取りやすいので、私はまた観にいくつもりです。
さて、来週は中島かずき作、いのうえひでのり演出の「花の紅天狗」を観にいきます。コメディ・ミュージカルらしいです。この前、「レディ・ゾロ」(この2人の作、演出)を観にいき、非常に面白かったので、観にいくことにしたのです。それと「モーツアルト」で唄のうまさに驚かされた高橋由美子もでているので。。来週も楽しみです。それとまた来週雪組観にいきます。次回も検非違使に注目ですね。今後観にいかれる方、検非違使の夫婦、ぜひ注目してみてください。
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