ルテアトル銀座「ベルリン・トゥ・ブロードウェイ」

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399. ルテアトル銀座「ベルリン・トゥ・ブロードウェイ」

ユーザ名: yasuko
日時: 2005/11/24(23:34)

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ルテアトル銀座「ベルリン・トゥ・ブロードウェイ」を観てきました。
主な出演者は以下の通り。
鳳蘭
土居裕子
樹里咲穂
植本潤
藤本隆宏

観る前に期待していた内容とは違った公演でした。ミュージカルではなくて、「ジャックブレルは今日もパリに生きて唄っている」という公演と似たスタイルでした。
とにかく曲数が多くて4人で唄いっぱなしです。
私はクルト・ワイルという人を全然知りませんが、一言で言うと”ユダヤ人でナチスに迫害され、パリへ、そしてニューヨークへ逃げながらも、差別のない、平和な世の中を望み、作曲を通じて風刺の効いた演劇活動を命尽きる時まで続けた人”っぽいです。
「ジャックブレル。。」と違う点は、”何年に彼は何のためどこへ行き、どんな作品を作り、それはどういう評価をされたか”の解説が、シーン毎に鳳さんのストーリーテーラーで入る点です。彼の作曲家人生をたどりながら、作品を紹介していく内容です。
それと私にとっての大きな違いは、メロディが変っている。よく言えば”変っている”、悪く言えば”苦痛”でした。「アスペクツオブラブ」を観た時と同じくらい苦痛だった。1幕はほとんど苦痛に耐えるには寝るしかないってとこでした。
2幕になってニューヨークでの作品になってようやく聴ける曲がでてきてほっとしました。1幕みたいな曲が延々と続いていたら途中で帰っていたかも。。
ああいう時代にはあんな曲しか書けなかったのかな。または、聴き心地の悪い曲を難しい顔して、耐えれることが教養ってことか??
ちょっと私には難しくてついていけなかった。クルト・ワイルの作品を知っている人なら楽しめたのかも。。

これは、鳳さんストーリーテーラーで、後の4名は変えながら「ジャックブレル。。」みたいにシリーズ化していくのかも。。。ひとりは必ず宝塚の歌のうまいOGをいれればシリーズ化可能かも。音痴じゃ絶対できない公演です。

今日は初日だし、樹里さん退団後の初舞台だし、鳳さんの紫綬褒章受賞もあったし、S席の最前列と最後列には偉そうな方がたくさんいらっしゃいました。

メロディは私には苦痛だったけど、皆さん歌は御上手でした。特に土居さんは上手い。裏声であれだけ迫力ある歌聴けて、それが今日の収穫かな。彼女は好きだけど、私が好きな舞台になかなか出てくれないので、彼女のミュージカルがなかなか観れなくて残念。来年はいい作品でぜひみたいです。

ところで千秋楽の「マイフェアレディ」のチケットが得チケで格安で出ているけど、行きたい。平日が千秋楽なんて。。千秋楽が完売してないなんて。。1回目はさほどいいとは思わなかったが、2回目ではまっちゃった。会社帝劇のすぐ近くなので、3時間外出届だして、見に行こうか真剣に悩んでいるしだいです。今から映画のマイフェアレディのDVD見ながら寝ようと思っている次第です。なんで千秋楽を平日にするのよ!!
レミゼで岡田さんにはまり、2000回記念公演で石川さんにはまり、エリザベートで浦井さんにはまり、そしてマイフェアレディで石井さんに完全にはまりました。私って。。自分でも呆れています。


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