アートスフィア「４２丁目のキングダム」

アートスフィア「４２丁目のキングダム」を観てきました。
今から思えば、「マイ・フェア・レディ」観て、すぐ帰ったほうがよかったかなぁとも思いますが。目的は布施さんの歌が聴きたかったから。去年はディナーショー見に行きましたが、今年は都合で行けないし、「オケピ」を観て、ミュージカルで彼の歌を聴きたいと思って、チケット買ってしまいました。

主な出演者は以下の通り。
布施明
絵麻緒ゆう
岩崎良美
仲代奈緒

仲代さんは、無名熟の仲代達也さんの娘さんで、前回「森は生きている」で主演されたとき観劇しました。歌はいいのですが、リズム感というか、ちょっとしたダンスが目立ってダメでした。ちょっとひどい。。かな。。

岩崎さんは、お姉さんも歌は御上手ですが、負けてないですね。声がかわいい。キャバレーのホステスさん役で唄った歌が非常にかわいくて、思わず拍手でした。この歌が一番受けがよかったかも。

全体的に歌が少ない気がしました。実際は結構歌っているかもしれないけど、物足りなさを感じました。今一消化不良。布施さんも、絵麻緒さんも、岩崎さんも歌は御上手なのですが、沈黙のシーン、舞台チェンジシーン、せりふだけのシーンが多くて、ミュージカルを見に来たというより、ストレートプレイを見に来た感じを受けて、ちょっと退屈だったかも。。

結局、最後と最初で彼の生活スタイルは何一つかわっていない。
でも、変ったことは、
最初は、
「もっと、こうすればよかった、こうしたいとか、ずっと思いながら、しかたなくあきらめて、いやいや、妥協してやっていた。」のが、
最後は、
「自分の大事な人のために、自分がやりたいことをやる。」
っている内面的なことが変っていた。
夢をどうこう。。ってことじゃなく、”どういう気持ちでやるかってことが生きていく上で大事”ってことが主題なのかな。。

テレビでやるにはいいけど、舞台でやるにはちょっと難しい内容だったかも。
もっとテンポあげて、歌をばりばり聴きたかったな。そもそもこのネタ自体が、時代的に古いのかも。

明日は、「ベルリン・トゥ・ブロードウェイ」を見に行く予定ですが、土居さんが楽しみ。ひめゆりの婦長さん最高だった。美人だし。樹里さんの女役（たぶん）も楽しみかも。。それと鳳蘭のまじめなミュージカル観たことないので、楽しみ。