Re: 宙・東京宝塚劇場「炎にくちづけを」「ネオ・ヴォヤージュ」

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394. Re: 宙・東京宝塚劇場「炎にくちづけを」「ネオ・ヴォヤージュ」

ユーザ名: yasuko
日時: 2005/11/13(17:09)

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私にとっての”楽”、4回目の観劇を終えて帰ってまいりました。今ごろ千秋楽の最中だろうと思うと、見たかったなぁと残念です。来年のさよなら公演は激戦必至ですね。和央ようか、花ふさまりが退団なんて、もう宝塚になんの楽しみもなくなってしまいそう。さよなら公演くだらん内容だったら、泣くに泣けない。オリジナル作品だと、小池修一郎って今いち信用できなくって。。

今回の公演は、見れば見るほどいいですわ。前半の芝居も、特に後半のショーが凄いです。これで、S席8000円、A席5500円は安すぎる。倍でもいいくらい。これを”壮絶なる失敗作”と評した、スポニチの宝塚担当記者の想像力・理解力のなさをかわいそうにと思います。そろそろあの人交代したほうがいいんじゃない。。って思う次第です。どうもあの人がいいという作品は私には面白くなく、あの人が酷評する作品は、私にはすばらしいと思えます。

芝居は、マンリーコが弱すぎなのと、大和さんの歌がへたすぎなのが、納得できないけど、アンサンブルのコーラスも、マンリーコ、レオノーラ、ルーナの歌もすばらしいです。そして、最初の20年前の話をする役を寿さんがやられて、正解でした。これがせりふや歌詞がなに言ってんだか聞き取れない人がやっていたら、この芝居自体ぶち壊しだったと思います。
”キリスト教徒”と異教徒の対立を借りてはいるけれど、主題は”恨みをお互い許しあって、将来の子供たちのために平和な世の中を”っていうのだと思いました。”恨みは恨みを買い、新たな恨みを生み出す”、”恨みのある世の中では、いつも相手だけが悪い”、”全ての人に許しを。全ての恨みに許しを。”これは、今の日本対アジア諸国、アメリカ対第3世界を現しているように見えました。今の一触即発の状態を愁っての脚本家独自のアレンジによる平和へのメッセージだと思えます。

後半のショーは文句のつけようがないです。やっぱり、じらして、じらして、観客の期待を高まらせて最高潮に持っていかせるのがうまいですわ。すごいです。

初風さん、そして来年退団の御二人もぜひ、退団しても、舞台を続けてほしい。ぜひ、帝劇や、四季の舞台に出てほしいです。絶対見に行く。


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