青山劇場「眠らない音」

青山劇場「眠らない音」を観てきました。

本当は観るつもりはなかったのですが、得チケで半額近い価格で売り出していたし、生で姿月さんの歌をぜひ聴いてみたいと前々から思っていたので、思いきって行ってきました。得チケで売り出すぐらいだから、相当がら空きかな。。と思ったけど、結構入っていました。というか、満席だったかも。得チケなのに結構いい席だったし。出演者と会場のキャパから、だいたい得チケがでそうな公演は予想がつくので、これから多いに利用しようと思った次第です。

正直、ストーリーには全然ついていけませんでした。今年ストーリーについていけなかったのが、四季の「アスペクツオブラブ」に続いて２作目。「アスペクツオブラブ」はいずれ再演でまた東京来るだろうし、そのとき再チャレンジしたいと思いますが、「眠らない音」に関してはあきらめて歌だけ楽しむことにしました。
ストーリーについていけないと、暗くなるのですよね。帰る時も、家に帰ってからも、みんな楽しんでいたのに、私は頭悪いから理解できずに楽しめなかったと、もの凄く自己嫌悪に陥ります。

歌はさすがに姿月さん、すばらしかったです。”ぼく”とか”おれ”とか言ってても、”男”じゃないんです。品があって”清く正しく美しい”元タカラジェンヌの歌声でした。素顔も御美しい。

何気に気に入ったのが、藤林美沙さんというかた。歌もですが、顔がかっこいいですわ。こんな人が宝塚にいたら、夢中になりそうなくらい”男前”でした。

一番凄いと思ったのは、やっぱり岡さんです。上手いです。確かに姿月さんの歌はすばらしいけど、その後ろで岡さんのコーラスというか、カゲソロというか、っていうかデュエットしているんですが、これが凄いです。岡さんがいなかったら、成り立たなかった舞台のような気がしました。
調子のいいときのアンジョラス聞きたかったと、２０００回記念レミゼが悔やまれてなりません。
今日はお誕生日だったのですね。
しかし、あの衣装は美空ひばりの”不死鳥伝説”のコンサートの衣装みたいで、笑えます。

パンフが２５００円は高い。ＣＤ付きですが、後半はカラオケ。って、チャイコフスキー交響曲第５番なんて、素人が唄えるはずもなく。。誰がカラオケ唄うんだ?

それにしても、ついていけなかったことに残念。私にはハードル高かったですわ。くやしい。