[掲示板: ミュージカル一般 -- 時刻: 2024/11/29(13:51)]
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宝塚星組千秋楽を観にいってきました。といっても東京宝塚劇場ではなく、同時生中継のシアターアプルの方です。全部見れるとばかり思っていたら、後半の「バビロン」からでした。「ガラスの風景」はあまり好きな作品ではないので、そのほうが私はよかったかな。さよなら公演にしてはどうなのだろう。エリザベートの千秋楽がすばらしく盛り上がったので、ちょっと物足りない作品ではと思っています。(これはチケットとれなかった強がりの負け惜しみです。)
「バビロン」は
中継のスクリーンで見るとアップが多く、皮肉なことに星組の踊りのレベルの高さがよくわかりました。ほとんどライトがあたっていない顔も判別できない後方の下級生の二回転もピシッとそろっていて、すばらしかったです。この作品は3回目ですが、あらためて見ると結構クオリティの高いショーだと思いました。生で見るより、ビデオとかのほうがよくわかることもあるんだなと思ったしだいです。二番手、3番手が順にソロで歌うところなどは、本当にしっかり歌っていて、聞きごたえありました。特に夢輝のあさんがよかった。不思議な声です。おしいなぁとつくづく感じたしだいです。
さよならショーは、
両トップあわせて8人も退団だからか、花組の千秋楽のさよならショーと比べるとかなり力を入れた構成だったのではと思いました。あいさつも皆さんすばらしく、正直行こうかどうしようか迷っていたけど、行って本当に正解でした。特に8人の誰のファンというわけではないのに、涙が出てしまいました。私が香寿さんの作品で一番好きな、「ベルばら」のオスカルのテーマを2回もうたってくれたので感激です。どんなに激しく躍った後でも、ちっとも息があがっていない、音程がしっかりしている、低い声から高い声までよくとおる。。改めてすごい実力の持ち主ということがわかりました。プロだから当然といえばそれまでだけれど、宝塚ではなかなかいない人材です。退団後の「天翔ける風に」のチケットも手に入ったのですごく楽しみです。歌はずっと続けてほしいです。
さよならショーの最後近くで安蘭けいさんが、まるで卒業式の送辞のようにソロで歌うシーンがあるのですが、それが本当に心がこもっていてすばらしいの一言です。二番手がトップを送り出す唄としては最高にかっこよく男らしく頼もしくかっこよかったです。日生劇場の「雨に唄えば」も楽しみです。
今週は宝塚三昧でした。来週は帝劇の「ミーアンドマイガール」を観にいきます。
30日は金子さんの記事を読んでやっぱ花組の春野さんの唄が聞きたくなりACTシアターに行くことにしました。
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