[掲示板: ミュージカル一般 -- 時刻: 2024/11/28(10:30)]
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DVD[キャッツ」を買ったので、簡単に感想を。
1)舞台の録画ではなく、スタジオ録画。だから、途中でスローモーションとか、繰り返しとか、消えたりとか。。。
2)役者が全体的に年?特に役者猫がちゅうぶで手がぶるぶる震えて、哀れなおじいさんで、昔の回想シーンもなしだし。
3)四季のキャッツでは出てこないキャラもでてくる。
4)四季の雌猫にセクシー系いたっけ?とにかく外人はスタイルいい。ちょっと高級クラブの御色気ダンサー?て感じ。
5)ラム・タム・タガーが、マリファナでもやってそうなロックンローラーでした。このキャラが一番印象に残ったかも。本場ではこのキャラはこうなるんだ。このシーンは見ごたえ在るかも。でもマジシャン猫のシーンで彼のアップが多くて、目立ち過ぎです。
6)全体的に踊りが物足りない。猫なんで、身軽でアクロバティックな凄い踊りが見たいのに、四季のほうが上だと思います。
特に、マジシャン猫と盗人猫は四季が全然いい。あの凄い回転はなかったので正直がっかりです。凄いリフトもほとんどないし。あちらの女性はスタイルはいいけど、でかい分、日本人の女性みたいに軽々持ち上げるのは難しいってことかも。そう考えると、キャッツって日本人向きかも。
7)BOXもオペラザの怪人と違ってちゃっちいし、中に解説書のようなものもないし。。
8)特典ディスクは、またまたアンドリュー・ロイド・ウェーバーが自分の実績をとうとうと、淡々と自慢し、そして、出てくる人みんながこれでもかというような、芸術的語彙力で仕事仲間を誉めまくる。外人ってなんであんなに人を誉めるに語威力が豊富なのだろうかと感心してしまう。本心で言っているかは疑問だけど。
9)そして見終わった後、一番感じたのは、年取った男は昔の実績でみんなに尊敬され、一目おかれる存在になれるのに、年取った女はみんなに忌み嫌われ疎まれる存在になるんだ。あきらかに年取った女への差別を感じた。四季のキャッツ観て、そう感じたこと一度もなかったのに。。差別じゃん。ちょっと複雑になった。四季の舞台にはないけど、一人になった時、みんなとおなじようにかっこよく踊ろうとするけど、踊れずにいらいらするシーンがあるんだけど、哀れでなんだかよりいっそう泣けますね。
これに関しては、DVDより生の舞台のほうが全然いいです。内容が薄い。せっかくなので、もっと充実した内容にできなかったのかなぁ。ちょっと残念。お勧めとは言いにくいかなぁ。
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