[掲示板: ミュージカル一般 -- 時刻: 2024/11/28(11:36)]
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飽きもせず、帝国劇場「エリザベート」に行ってきました。先行で簡単に2枚取れ、もう今回はキャストも目新しくないし、2枚でいいやって思ってしまいました。
寿ひずるさんのゾフィよかったですよ。声量があったし、非常にこの役にあってました。死ぬシーンはジーンときて、泣けましたね。あそこで、泣くとは思わなかった。最後のシーンの歌詞は建前ではなく、本当に心からそう思って息子のために、家のために、国民のためにと思って、必死で生きてきたのだろうなぁって思いました。彼女もまた、エリザベート同様皇室の犠牲者で、死ぬまで戦い続けたんだと感じてしまいました。
そして、この日のチケットをとった目的は、浦井さん目当てです。
相変わらずかわいいですわ。ひ弱そうで、おばさま心をくすぐります。
闇が広がるのシーンとマイヤーリンクのシーンが一番盛り上がったかも。。
最後のシーンで黒天使が女装して、彼を追い込んでいきますが、何か銀行家の娘さんの婚約者と別荘で過ごした翌朝、射殺死体で発見され、自殺説か、暗殺説かいまだに分からないというのですが、私は婚約者って実は刺客だったとか??って思ってしまった。やりきれなさの中で、唯一心安らげるのは、彼女といる時だけで、誰からも見放されて孤立無援状態。二人でいるとき、自殺するかな??
一路さんは、歌がというより、声が固くて、どうしても好きになれないけど、あの威厳ある強気の演技ができる人がなかなか見当たらない。個人的に涼風真世さんが好きなので彼女のエリザベートも見てみたい気がします。美しいし、細いし、歌もうまいし。
なんだか、今日観た感じでは、エリザベートって、最期のあたりは何もかもいやになって、もういつ死んでもいいやって、人生投げていたように感じました。暗殺された時は、待ってたのよって感じで死んでいったのかも。ただし、戦い続けたことには、後悔していないけど、こういう人生は運命だからと悟っていたような気がします。
毎公演代わり映えしないから飽きたと言いつつ、見た後の登場人物や、シーンの解釈が変ってしまうのは、舞台に何度も通う楽しみなのかも。
結局、”皇室”って、みんなを不幸にしているよう。なんのために在るんだろう?
ダイアナさんだってそうだったし、今の皇室だって、一生懸命やって国民の象徴になっているのだろうか?郵便局もだけど、皇室も廃止したら、税金浮いて将来の年金とか確保できそうで、そのほうが国民のためにならないか??
帰りに劇場の窓口でキャンセルチケット売っていましたが、平日昼なら普通に並ばずにS席買えるのですね。仕事してたら平日の昼は買えないし残念。
いつになくグッズが多い。とにかく帝劇はエリザベートで儲けなきゃって必至ですね。今回はプログラムは買いませんでした。写真が毎回同じ。前回と同じキャストの人も、脚本買えたら写真変えてほしい。
次は石川さん目当てでもう一回見に行きます。彼のマリウス、フック船長最高だった。フランツも期待しています。
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