帝国劇場「モーツァルト!」中川・木村・香寿

[掲示板: ミュージカル一般 -- 時刻: 2024/11/28(16:40)]

TOP HELP    :    :

オリジナルメッセージの書き込みオリジナルメッセージの書き込み // メッセージの検索メッセージの検索 // ヘルプヘルプ

上へ上へ | 前へ前へ | 次へ次へ | リプライを全て表示リプライを全て表示 | リプライメッセージを書き込むリプライメッセージを書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

358. 帝国劇場「モーツァルト!」中川・木村・香寿

ユーザ名: yasuko
日時: 2005/8/14(00:33)

------------------------------

私にとってのモーツァルト楽を観に行ってきました。

中川さんと、井上さんの違いに重点を置いてみてきましたが、全然唄い方が違って
いるんですね。いつも聴いているCDが井上・松・久世バージョンなので、驚きました。
高音が地声でほとんど無理なく出てますね。
それに、バラードじゃない曲の高音のサビ部分は、ほとんど原曲の主旋律(井上さんの唄っているメロディー)をくずして音を上げて唄っているってことが分かりました。完全に自分のものにしてます。まるでライブ感覚。やっぱ、最後のフィナーレの後ろから出てくる時は、ものすごい高音でア〜ア〜とか唄ってはいってます。これがかっこいいですね。
やっぱ、中川さんもう一回みたいと思って探したけど、もうどこもチケット残っていませんでした。やっぱ、すごい。1万以上出してみる価値ある歌声です。

香寿さんも中川さんといっしょのときは(喉の調子がいいときかも?)、星から降る金のサビは同じように音を上げてメロディー変えて唄っていますが、かっこいいけど、危なっかしいですね。こっちは、いくら宝塚の実力派といえども、つい最近まで、男やってたんだから、あの高音はチャレンジしすぎです。あの調子じゃ1回くらい失敗したこと在るんじゃ???

井上さんは本当に正統派って感じの唄い方ですね。この唄い方が好きな方もいらっしゃると思いますが、ダブルキャストでこんなに違うと、ダブルキャストの甲斐がある。両方聞き比べると面白いですね。プログラムに井上さんが高音がでないと2個所で書いてあったけど、あれはかわいそうじゃ??確かにでも、中川さんとダブルキャストじゃ、相当の人を選ばないといけないし、実力のつりあう人が、そうそう見つかりそうにないですね。

前回は木村さんには我慢できなかったけど、今日は気にならなかった。ひとりや、ふたりへたなのがいても、作品として完成度が高すぎて、充分満足できるものになっていました。彼女も他の公演なら、普通でめだたなかったのかも。この公演は、メインキャストはもちろん、アンサンブルにいたるまで、ほんとにみなさん歌がうまくて、完璧。大満足。エリザベートより、レミゼより、ミスサイゴンより、キャッツより、オペラ座の怪人より、上になったかも。物凄く満足できる公演でした。

香寿・西田・中川でCDがあれば買うんだけど、スタジオ録音だと、木村さんもはいっているし。。。パスです。いっそ、ウィーンバージョン amazon で買おうかな。エリザベートみたいに、ウィーン観劇ツアーとか阪急が企画してくれたら、いきたいなぁ。

どうも日本人には、ブロードウェイ物より、ドイツ語圏のミュージカルのほうが好みにあっているのかも。。ミヒャエル・クンツェの原作は面白い。そして、シルヴェスター・リーバァイの曲がかっこいい。天才だ。彼らの作品であちらであたっているミュージカルが他にもあるんなら、小池さんが日本でやりそうですね。どんな新作を見つけて楽しませてくれるか、今後も楽しみ。小池さんは、宝塚のエリザベートからコネクションをつくって、ビジネスチャンスにつなげた訳だ。才能か、運か。彼こそ天才をうまく利用して、自分の名声やお金儲けにつなげた、一見友達みたいだけど、寄生虫みたいなモーツァルトにたかる連中みたい。シカネーダってとこでしょうか。


▲リプライ元

▼リプライ


Maintenance: MORISADA Masahiro
KINOBOARDS/1.0 R7.3: Copyright © 1995-2000 NAKAMURA, Hiroshi.