[掲示板: ミュージカル一般 -- 時刻: 2024/11/28(14:53)]
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今までに罹ったことのないような、ひどい風邪に罹ってしまい、2週間ほど高熱でうなされており、観劇から遠ざかっておりました。おかげで初めて凄くいい席があたったと喜んでいた「モーツアルト!」等、数枚チケットを無駄にしてしまいました。皆さんも体調のお気を付けください。
またまた、久しぶりに「オペラ座の怪人」を見に行きました。当然私は、初版スペシャルエディションのDVDを予約しています。後1ヶ月ほどで発売ですが、まちきれない!!
ちなみに、DVDは「キャッツ」も予約してしまいました。なんでも新しい版がもうじき出るらしいので。。
今日の配役は次の通りでした。
ファントム:村俊英
クリスティーヌ:高木美果
ラウル:佐野正幸
メグ・ジリー:荒井香織
アンドレ:林和男
ピアンジ:半場俊一郎
カルロッタ:種子島美樹
マダム・ジリー:秋山知子
フィルマン:小林克人
初めて博多で観た時の衝撃はなかったけど、今まで見た中で一番満足できる公演でした。特に歌が全員凄い。観るたびに凄くなっていく。
今まで、ファントムとクリスティーヌに気が取られすぎて、ストーリーを堪能することができなかったけど、今日は出演者全員、全シーンじっくり観ることができて、やっぱり、いい作品だと改めて感動しました。なんだか、ファントムとクリスティーヌが目立ちすぎず、”主役”って感じではなかったです。むしろ、ラウルとマダヌ・ジリー、そして、新しい支配人の2人と、カルロッタとピアンジの2人が実にいい掛け合いで、面白かったです。そして、ブケーにいたるまで、歌が凄い。ちょっとした短いソロのアンサンブルまで、とにかく凄い。
やっぱり、四季は凄い!!って、改めて思いました。これだけロングランになっても、質を落とさない劇団に感服いたします。
クリスティーヌは今まで見た中では、歌ではダントツです。うますぎる。ちょっと演技で雑さが見られるけど、こんなうまい人が四季には他にもがらがらいそうですね。
そして、佐野ラウルは、いつも顔ばかりに気が取られていたけど、歌も凄い。
マダム・ジリーもメグ・ジリーも、とにかく今日はみんな歌が凄すぎて、村さんと高木さんが目立たなかったなぁ。
そして、最後ファントムなかなか椅子から逃げられず、メグ・ジリーがずっと椅子の横でまっていました。危うかったですね。もし間に合わなかったらどうするつもりだったのでしょうか?こんな調子じゃ、今まで間に合わなかったこともあったんじゃ???
P.S.
宝塚の宙が「トロヴァトーレ」をやるっていうので、まじめな私は、予習を兼ねてオペラを観に行ってきました。長かった!!なんでも複雑すぎるストーリーに嫌いな人も多いらしく、各シーンの前にアナウンサーが日本語でストーリーを解説してくれるという初心者向けの公演でした。おかげで難解なストーリーはよく分かりましたが、これが宝塚では、難しくてついてこれない人が多くて、また賛否両論になりそうです。一見、昼メロか、山口百恵の赤いシリーズみたいな奇想天外というか、どろどろした内容です。でも、見せ場というか、真の隠れ主役は母親役だと思います。あれで復讐したことになるのかな?そして復讐してやり遂げてうれしいのかな?ではなぜ、本当の母のように息子として愛情をもって育てたのかな?彼女は本当に長年ずっと復讐を考えて生きていたのかな?私は違うと思えましたが。。最後のシーンとその時の心情によって、面白いか、つまんないかが決まりそうです。
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