[掲示板: ミュージカル一般 -- 時刻: 2024/11/28(14:41)]
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久しぶりに、「オペラ座の怪人」観てきました。
もう、何度目の観劇かは、とうに忘れてしまいました。
2列目のど真ん中だったので、シャンデリア落ちは私をめがけて落ちてくるようで、思わず叫んでしまいました。非常に恐かった。すごい恐怖を体験できました。ぜひお勧めの席です。ワイヤー切れたらこの席だけは、確実に死にますね(またはかなりの重傷確実です)
今日の主なキャストは以下の通り。
ファントム:高井治
クリスティーヌ:沼尾みゆき
ラウル:佐野正幸
1)相変わらず、高井ファントムすばらしかったです。
前回の村ファントムがあまりにできが悪かったので、今日高井ファントムを観て、満足。当分彼を超えるファントムは現れないのかな。とにかく声がいい。哀れで、一途で、でも”心が醜い”っては私は感じなかったです。”恋に破れた傷心の男”って感じで、人間らしさを感じました。
エンジェルの真下に座っていたので、上を見上げると、ファントムって、あのとき下見て唄っているのですね。目があってしまった(気のせい??)
2)沼尾クリスはいい!!
私は佐渡さんより、沼尾さんのほうが好きです。声がいい。歌が上手ですね。ただ、もともとこういう顔なのかもしれないけど、ふとした瞬間の表情が”ばかっぽくて、頭悪そう”で、ちょっと。。って思ったりもしましたが。。
最後の指輪返しに来るシーンですが、佐渡さんのときは(ついでに映画も)、指輪返しに来ることないじゃん。輪をかけて傷つけて、残酷っておもったけど、沼尾クリスを観たら、そうじゃないって思いました。指輪を返しに来たのは、単なる口実。やっぱ、ずっと小さい頃から不幸を背負って、誰にも愛されず、相手にされず、かわいそうな彼の運命に同情していたし、才能に尊敬していたし、教育してくれたことに感謝していたし、その思いは少なからず愛情に似た物をもっていたし、そして、何より、彼の愛を感じていたので、彼が心配で戻ってきたように見えました。彼が心配で、そのまま帰ることができずに、戻ってきたのだと思います。
そして、やっぱり、ファントムは彼女が死ぬまで、ずっと一途に待ちつづけ、彼女は、死んでからは、ファントムと結ばれたような気がしました。
3)佐野ラウルかっこいい。
久しぶりに佐野さん見ました。真近で観ると、改めてかっこいいと感じます。ちょっと唐沢寿明に似てません?それに石丸さんのときはカットされていた、マスカレードの肩のせはちゃんとやってましたね。あれは、石丸さん、お年だからカットしたのですね。やっぱ若いっていいわー!
久しぶりに「オペラ座の怪人」を観たら、凄く感動してしまった。やっぱ短い間隔で観まくるより、ロングラン公演は2,3ヶ月あけたほうが新鮮でいいかも。
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