Re: 月組・東京宝塚劇場「エリザベート」

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317. Re: 月組・東京宝塚劇場「エリザベート」

ユーザ名: yasuko
日時: 2005/4/9(22:02)

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いよいよ東京で「エリザベート」はじまりました。

実は、2月に大劇場で2回も「エリザベート」を観て、あまりのできのひどさに(あれは、プロのものとは思えない、まさに学芸会並みの質だった)、東京のチケットは売ろうと思ったのですが、定価でも全く売れませんでした。
しかたなく、今日行ってきました。2階の最前列のセンター近い、結構いい席なのです。
今日観ての感想は、結構よかったです。チケット売れなくてよかった。
何が一番変っていたかというと、トートの歌が大劇場より、見違えるほど、まともになっていたことでしょうか。やっぱり、主役の歌がへただと、観れないってことですね。

残念ですが、やっぱり、どうしてもルキーニと、エリザベートは駄目ですね。

1)フランツ
初風さんのフランツは歴代最高ではないでしょうか?うますぎる!!
一番よかった。フランツ主役と思って観ても、結構楽しめます。
夜のボートの、「どこかでずっとまっていてくれる」とかいう最後のせりふや、最終答弁の「エリザベートは私の妻だ」「生きてる内さ」というせりふ。なんか、映画の「オペラ座の怪人」の最後のラウルの墓前での愕然としている表情を思い出しました。
ラウルも、フランツもクリスティーヌ、エリザベートは生きてる内だけの妻だったのですね。今日の観劇で一番共感できた役です。

2)エリザベート
書いてもしかたないのですが、音をとるのに必死で、全然せりふが聞き取れず、私の好きな「わたしが踊る時」が最悪でがっかり。本来この曲はもっとかっこいいはずなのに。花組より、もっとかっこいい「私が踊る時」を唄える人はいないのだろうか?
柴城るいさんがエリザベートのほうが、よかったんじゃ。。とか思ったりしました。
そして、前回も感じたけど、最後のデュエットダンスの「私が踊る時」はすばらしかった。自分らしさを取り戻して、生き生きしているしあわせそうなエリザベートのようで、あの笑顔で最後ほっとできる。
ちょうど、イギリスのチャールズ皇太子が再婚され、ダイアナさんは今どういう気持ちで下界を見下ろしていることだろうと思ってみました。

3)ルキーニ
これも書いてもしかたないのですが、歴代ルキーニのコピーにとどまってしまい、結局彼らを超えられず、自分らしさが全然でてない。思いきって、道化みたいなルキーニではなく、かっこいいとか、恐ろしいルキーニでもよかったのではないかと思います。演出も一工夫してほしかった。やっぱり、ルキーニは大空さんにやってほしかった。
最後のパレードがやっぱり物足りないなぁ。轟ルキーニは最後の階段を降りてくるルキーニが品があって、かっこよくて、舞台中のルキーニとのギャップがあって、結構面白かったですが、霧矢ルキーニは弱いですね。残念。

まあ、東京でまともなレベルになっていて、ひと安心。
後2回行く予定なので、結構楽しみになってきました。
やっぱ、大劇場はプレビューか?彼女たちは東京千秋楽でピークにもっていくべく上演しているってことでしょうか。これって、プロとしてありなのか?まあ、前から宝塚のレベルの低さは分かっていたことだし、今更いうべきことでもないか。。

今から、観劇される方がこれを読まれるかどうか分かりませんが、とにかく冷房が異様なくらいききすぎていて、観劇中ずっと寒かった。あれは異常です。念のため毛布代わりのコートを持っていかれることをお勧めします。


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