Re: 「オペラ座の怪人」映画版

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304. Re: 「オペラ座の怪人」映画版

ユーザ名: yasuko
日時: 2005/2/1(23:22)

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金子 >  あと、個人的にですが、クリスティーヌは結局ラウルとファントムを天秤にかけているというか、二股しているように見えました。

”父親との過去の温かさに溢れた思い出”と”寂しい現実”
”金持ちで優しく美しいラウル”と”生涯孤独で醜いファントム”
”ラウルの愛につつまれた心の穏やかさ”と”ファントムに教育されて歌の才能を開花させる喜び”
など等、いろいろな2極の間で揺れ動く心がスリリングに展開されているのが面白いのかも。
クリスティーヌのせりふが支離滅裂です。ちぐはぐというか、さっきいったことと違うことを急に言い出したり。まさにいろんなことを両天秤かけてます。舞台だとそれが面白いんだけど、映画で歌詞の直訳が字幕にでると、こいつさっき言ったことと全然つじつまあわない??と訳分からないですね。頭の中が、ラウルモードになると、まともな現実的な普通の人間的なことを言うけど、ファントムモードになると、夢うつつで、ボーッとしたり急に怒ったり。。戸田奈津子さんではなく、ミュージカルの専門家で、「オペラ座の怪人」に詳しい人に、舞台を見てない人にもわかりやすい意訳をしてもらったほうがよかったような。。

いずれにせよ、アンドリュー・ロイド=ウェバーの野心?はすさまじい。日本での映画公開にあわせて、四季に直々に「キャッツ」「エビータ」「オペラ座の怪人」を同時上演させ、後世に名を残す準備に入ったのか?それにしても、作品すべてすばらしい。ノーベル賞に芸術部門とかあったっけ?あったらあげてほしいですね。

おまけに昔の奥さん(初代クリスティーヌ)の来日公演と、話題がつきない。
彼女が前の奥さんとは知らなかった。つまり、天使の歌声を持つ自分の奥さんのために、才能ある作曲家が最高のミュージカルをつくったのだから、ある意味、彼女がクリスティーヌで、彼がファントムみたいなものですね。「オペラ座の怪人」って、いろいろ解釈つけてはいるけど、実は天才である自分のことを書いたんじゃ?って思ってます。

宝塚の「ファントム」は去年でよかったのかも。今年やったら、影が薄くなったかも。

さあ、後何回みれるかな。


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