Re: 劇団四季秋劇場「南十字星」阿久津・樋口

[掲示板: ミュージカル一般 -- 時刻: 2024/11/28(16:59)]

TOP HELP    :    :

オリジナルメッセージの書き込みオリジナルメッセージの書き込み // メッセージの検索メッセージの検索 // ヘルプヘルプ

上へ上へ | 前へ前へ | 次へ次へ | リプライを全て表示リプライを全て表示 | リプライメッセージを書き込むリプライメッセージを書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

281. Re: 劇団四季秋劇場「南十字星」阿久津・樋口

ユーザ名: yasuko
日時: 2004/11/27(21:37)

------------------------------

南十字星の2回目を見てきました。当初、ダブルキャストと発表されていたので、期間を置いてチケットを買えば、芝・大平ペアが見れるかなと思ったのですが、
おふたりはずっと前にちょっとやられただけで、今はキャッツとコーラスラインに
とられちゃったようですね。
1回目は正直あまりおもしろくなかったのですが、今日は結構よかったですね。私が2回目ということも在り、よく理解できたということも在るし、彼らがだいぶ時間がたって、なれてきて作品として練り上げられたものになったということもあると思います。
後ろのサブブロックは相変わらずがら空きなのですが、客がはいらなくても、2期
発売して延長して、この作品をやりつづけた意味、そもそもこの作品を、作品として残しておきたかった、演出家の意図がなんとなく分かったような気がしました。

A級戦犯は、会社で不祥事が起きた時、社長、部長とかが責任をとるようなものだからなんとなくわかるのですが、BC級戦犯は、まるで、”いけにえ”のようなものだと感じました。本当にこんなことあったのだろうか。そうだとするとなんとなく納得できない。
小泉首相があれほど問題になっても、意固地になって安国参拝する気持ちがなんとなく分かったような気がします。
悪くもないのに戦犯として責任をとらされたら、残った家族は無念でしょうね。
演出家は、彼らの声を代弁するためにこの作品を世に出したかったのではないかと
思いました。客が感動するか、集客が見込めるか、利益が上がるか等は、2の次ぎで、彼の信念でやりたかった仕事なのだと思います。浅利さんの知り合いにこういう境遇のかたがいらっしゃって、この作品をつくったのではないかと推察します。そうでもなきゃ、こんなストーリー書けるかな。

今日は結構、客の受けはよかったです。最後はすすり泣きが多くて。。。私も2回見て正解でした。

ところで、会員だとお香セットもらえるのですね。1回目知らずに帰りました。また微妙な位置に机が在るので、きっときがつかずに帰った方いらっしゃったでしょうね。ソープの香りのお香セットでした。
そして、箱の上に小さな2つ折りの紙が乗っていたので、開いてみたら、役者さんの直筆(たぶん)メッセージでした。(くっ。涙ぐましい努力)こうやって、全員で手分けして、一生懸命1枚1枚メッセージ書いて、集客上げる努力しているのですね。なんか小さな劇団のようで、心暖まります。

どうでもいいことだけど。。。
樋口さんの歌い方はバスガイド風って思ったのは私だけだろうか。
原口のキャラがいまいちわからない。悪い人なのか、いい人なのか。反抗的なインドネシア人を殺せと命令しておきながら、独立運動には積極的に協力するし。。このキャラが、主役の軟弱で人のいい男の兄とは思えない。

今日は帰りに前の列の椅子の下をくまなく見て、花をひろってきました。あれって本物だと思っていたら、よくできた薔薇の造花なのですね。当然か。


▲リプライ元

▼リプライ


Maintenance: MORISADA Masahiro
KINOBOARDS/1.0 R7.3: Copyright © 1995-2000 NAKAMURA, Hiroshi.