[掲示板: ミュージカル一般 -- 時刻: 2024/11/28(19:37)]
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劇団四季「コーラスライン」を自由劇場へ観にいってきました。
今日は「ミスサイゴン」の千秋楽なんですよね。今ごろカーテンコールとか済んだころかな。。見たかったけど。。
コーラスラインは、はっきりいうと私の好みではなかったです。アメリカ人が好きなオーディションものです。どうしてこの手のストーリーを彼らは好むのでしょう。
スミセイ・ミュージカル「FAME」の”大人バージョン”
または
TS FOUNDATION「砂の戦志達」の”もっとメジャーな役者版”
または
「42nd Street」の”陰湿な暗いバージョン”
ってとこでしょうか。
言葉によるいじめ(マゾヒスティック)とも、セクハラっぽくもとれて、なんか聴いてて途中で居たたまれなくなった。こういうの好きな人いるんだ。。。
もし、よかったら2期発売でまた買おうと思ったけど、パスです。
でもよかった点はいろいろあります。気づいた点をあげると
1)演出家ザック役の加藤敬二さんの声が渋くてかっこいい。この声なら、海外映画の吹き替えできるんじゃないでしょうか。渋い!!
オーディションで客席から見ている設定で、一番後ろの列にすわってマイクでいろいろ指示をだすのだけれど、あの近辺にすわった方はおいしい。これからチケット買われる方は、センターブロックの一番うしろの左端に彼がすわるので、ここら辺の席も狙い目かも。それと、最初のダンスシーンは客席に下りて指示をだしているシーンなので、前列を買うなら、左側がいいですね。彼をはじめて見たけど、踊りもすごいんだろうけど、声の渋さに今日はやられましたね。
2)高久舞さんの踊りはいまいちだった。コンタクトで話題になった人ですよね。バレエやられてた方なので、歌がへたなのは仕方ないとして、ソロのダンスシーンがやたら長いけど、ちっとも素敵ともかっこいいとも感じなかった。すごくうまい人らしいので、もったいない。これは振り付けが悪いと思います。それより、せりふのシーンが非常にうまかったですね。
たしかに、おどりは堪能できました。でも、オーディションを受けにきたダンサーの個人的な過去や悩み等長々聴かされても、あまり私には興味ないし。。。。
それに、最初と最後の群舞はさすがにかっこよかったが、やっぱ美しさにかけるのですよね。改めて思いましたが、やっぱ宝塚の男役の群舞には四季がどうがんばっても勝てないですね。多少歌がへたくそで、ストーリーがくだらなくても、大階段の黒燕尾の男役の群舞を見てしまうと、どれを観ても満足しなくなる。
「CATS」はおもしろいんだろうか、心配になってきた。結局四季をほぼすべて見てるけど、心から本当によかったと絶賛できたのは、「オペラ座の怪人」だけってことに、はたと気づいてしまった。やっぱ、帝劇>宝塚>四季かな。。。
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