[掲示板: ミュージカル一般 -- 時刻: 2024/11/28(10:24)]
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千秋楽「42nd Street」東京厚生年金会館を見に行ってきました。
非常に良かったです。盛り上がりました。過去3年、来日公演はスケジュールの許す限りできるだけ観てきたけど、その中でもナンバーワンの満足度だと思います。
ストーリーは実につまらない、くだらない、どこにでもよくある、面白味のないものだけど、何がいいかというと、
ストリーが単純でわかりやすい。英語がわからないと、あまりメッセージ性の高い物は、ついていけないし、アメリカ独特のジョークなど、日本の文化にはあわないし、そういう点からして、日本でも誰にでも受けるには、こういうわかりやすいのがいいのかもと思います。
それと、シーン展開が早くてテンポがよく、飽きさせない
メインキャストの歌がうまく
主題歌のメロディーがかっこいい
そして、何より、タップがすばらしい。
宝塚ばりの大階段でのタップの群舞と、フィナーレでのタップの群舞が特にすごかったです。
そして、歌では何度聴いてもドロシーとマシューの大人の42nd Street がかっこよかったですね。
何度聴いてもむかつくのが、若いということは何でもできるっていうとこ。女は若けりゃいいのか?どうみたって、主役をおりたドロシーのほうがかっこいい!女は若けりゃいいってもんじゃないんだよ!苦労して、努力して、実績を重ねた女性をばかにするんじゃないって怒りを覚えますね。
そして、やっぱり、今回見て、再確認しました。
やっぱり、主役はドロシーとマシューですね。
表向きは、ペギーのサクセスストーリーで、ハッピーエンドっぽいけど、実は、ブロードウェイのショービジネスの野心をもった演出家達がいかに若い子をおだてて、利用してのし上がっていったり、落ちて行ったりを繰り返しているか。また、実績を重ねて権力を持ってなんでも想いのままのスターも一夜であっというまに、堕ちていくか、きびしい、どろどろした世界を扱った話だと思います。
この2人が実にしぶくてかっこよかった。2人がそれぞれソロで歌う42nd Street は本当にすばらしかったです。
CDの歌は別のキャストで歌われているので、今回のキャストのほうが声はいいと感じました。
いや、実にすばらしい公演だった。
話かわって、来年エリザベートやるらしいと友達から前々から聴いていました。どっからの情報か知りませんが、まさか月でやるとは。。。
私は、帝劇でウーヴェさん、井上さんのベストメンバーでやるのかなとか期待していたのですが。。まさか月か。やるなら宙でとおもっていたので、ちょっと宙ファンとしては残念かな。。
それより、私は、ファントム千秋楽に向けて、全歌詞をCD/DVDから聞き取り、全歌詞本を作り(ところどころHPからダウンロードした写真をカラー印刷など入れ)、いつも歌っています。これほど、歌を覚えたいと思ったことはないです。ファントムって、曲も、歌詞もすばらしい。四季のオペラ座の怪人は凄すぎて、難しすぎて素人にはいっしょに歌えない。でも宝塚のファントムは曲がキャッチーで、素人でもいっしょに歌える。著作権の関係で、歌詞が全部公表されないこともあって、私みたいに歌詞を覚えたい人が、CD/DVDを買うものだから、相当の売れ行きらしい。
あと3週間頑張って暗記しようと思っている。千秋楽は仕事がはいっても断って見にいこうと思っている。待ち遠しいです。
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