[掲示板: ミュージカル一般 -- 時刻: 2024/11/29(12:34)]
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東京芸術劇場へわらび座「アテルイ」を観に行ってきました。
東京芸術劇場で、毎年行われるミュージカル月間で、数多い応募の中から選りすぐりを3つ選んだと館長の説明がちらしにありました。
わらび座の公演を見たのはもちろん始めてです。どういう劇団かあまりよくわからず、あまり期待せず見にいきましたが、脚本もしっかりしていて、役者も歌も聞きごたえあり、満足できる内容でした。決して地方の劇団といって馬鹿にはできない、クオリティの高い作品でした。
会場に入ると、岩手県の環境協会とか、ミス岩手っぽいかたがたが、物産展みたいにお土産を販売されていました。
1階は満席状態。2階は空席が目立ってはいましたが、予想以上に盛況でした。でも、ひょっとしたら、あの会場で東北出身でないのは私だけ?と思うくらい、なんだか、全員知り合いっぽかったです。東京在住の東北出身のかたがたが終結したのかな???
内容は蝦夷と坂之上田村麻呂の討伐の話です。数年前、劇団新感線が主役市川染め五郎(染めの助だったかも??)主役で賞を取り捲ったのと同じ作品です。
たぶん日本史で習ったことはあるとは思いますが、実状は本当にこうだったのだろうか?と思うと、時代が変わると正義が逆転することもあるのだなと思いました。
見様によっては、自分の故郷に伝わる歴史話をあくまで、限りなく美化、正当化した、故郷のための、出身者のためだけの舞台ともとれましたが。。
1幕の休憩なしの公演でしたが、途中ではいる太鼓の演奏が効果的でした。
今後わらび座の公演はぜひ見たいと思った次第です。
特に宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」はぜひ見にいきたいと思います。でも、2006年だし、先の長い話だなぁ。わざわざこのために東北まで行けないし。大阪みたいに日帰りできればいいけど。。
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