青山劇場「Show Up Musical DOKI DOKI NIGHT!」千秋楽

青山劇場へ「Show Up Musical DOKI DOKI NIGHT!」の千秋楽を観にいってきました。
主な出演者は以下のとおりです。
汐風幸、島田歌穂、宮川浩、美穂圭子、鳴海じゅん、神崎順、DIAMOND DOGS

なんといって、生で島田歌穂の歌を聞いてみたくて行ったしだいです。

島田さんは、期待してたけど、期待どうりのずば抜けた歌唱力を披露してくれました。
もう４０歳らしいですが、愛らしい顔とスレンダーなスタイルを維持され、歌も聴いたことないような歌が聴けました。ポップス界の美空ひばりというべきか、国宝級ものの歌のうまさです。どう表現していいかわからないのですが、彼女が歌うと他の人がかすんでしまいました。
島田さんといっしょにデュエットしたり、直後に歌う人は、すごくへたに聞こえて、比較するのはちょっとかわいそうな感じでした。宝塚では、歌はうまいとおもっていた汐風さんも、主役扱いだったのに、完全にくわれていて、引き立て役でした。

島田さんはこのところ、帝劇などの大きな劇場のロングラン公演には、全然ご出演されないようですが、ぜひミュージカルでの彼女を見てみたいです。
うますぎて他の人が嫌がるからお呼びがかからないのか、世界的にも超有名人になりすぎてギャラが高すぎて、キャスティングされにくいのか、もう小さいころからかせぐだけかせいだので、自分の好きなことだけ、無理ないスケジュールでやるスタンスなのか。。。

宮川さんの Love Changes Everything は素敵でした。

美穂さんは、おそらく宝塚を知らないお客さんは、まあまあうまいなと思っていただけたと思います。プログラム見て、宝塚雪組とあったので、これが縁で彼女を見てみようかと、次回雪公演に何人かお客さんをひっぱってこれたら成功といえるでしょう。

神崎さんは、お笑い担当でした。女だったら宝塚にはいっていたと、羽根をせおったり、宝塚ねたで笑いをとっていました。本当に宝塚ファンなのか、宝塚を馬鹿にして笑いをとっているのかは不明。世間一般では、”宝塚”って単語を聴いただけで、笑いがおきる、そういう存在なのですね。

ちょっと残念なのが、全体的にボリュームが大きすぎたような、そうでなければ、音響設備が悪いような気がします。ときどき音が耳障りで頭痛がしそうでした。

このショーに hip hop は必要だったか？DIAMOND DOGS の歌もおどりも、すばらしかったのかもしれないのですが、正直もっと島田歌穂の歌を聞きたかったというのが本音。

おもしろい公演で、おそらくお客さんのほとんどが満足されたと思います。
それにしても、島田歌穂、うまい！！なんであんな声でるんだろう！！すばらしい！！