[掲示板: ミュージカル一般 -- 時刻: 2024/11/29(03:45)]
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劇団四季「ライオンキング」を今年の最後の締めに観にいきました。
5年のロングランなので、さすがにチケットは取りやすかったです。前回は1階1列とすごくいい席でしたが、今回は角度が違う席からと思い、あえて2階1列目をとりました。しかし、ライオンキングはやっぱり多少席がうしろでも、1階だなと思ったしだいです。ぞうがのっし、のっし歩いている姿が最初からずっと観れる席がいい。
1年ぶりのライオンキング。四季は新作に主な看板俳優が移動していくので、配役もずいぶん変わっていて知っている人はほとんどいかなった。
1.
テレビCMでおなじみのシンバ役の北澤さんをはじめて見たけど、すごいハイトンボイス。結構1幕最初はつまらなくて、初回見たときあんなに感動したのになぜだろうと思って見ていたが、最後に彼が出てきて、歌を聴いて眠気が覚めてしまった。
背は高くないけど、相当歌が凄い。後何年かたつと、彼が帝劇でレミゼのマリウスか、アンジョルラスをやるんだろうなぁと思ってみていました。結構ハンサムです。退団後がすごく楽しみ。四季ってなんて層が厚いのでしょう。どんどんやめてっても、次から次に凄い役者が出てくる。
一度ライオンキング見たかたも、北澤さん観にもういちど観にいくのもいいかもです。これだから、ロングランでもリピーターが多く、客がはいり続けるのでしょう。劇団層の厚さに脱帽です。
2.
隠れ主役は、ラフィキと思っています。前回と同じ関口三千香さんでした。すばらしいの一言です。関口さん最高。
故郷に帰る直前のラフィキとシンバとアンサンブルの歌がすばらしい。あのシーンが一番感動します。
3.
ちょっと残念なのは、ムファサとナラはいまいちでした。ムファサは貫禄がなく、ナラは、この人歌うまい??音程あっている??と、ロングランになって、新作に実力者がとられて質落ちたかな??と感じたしだいです。
たまに、人生に疲れてぼーっとしたい暇なとき、ぶらっと観にいくにはいい公演です。なんか心のリフレッシュできる音楽です。でもストーリーは世襲制度を扱っているようで、親が偉くないと、もがいてもだめといっているようで、なんかちょっと複雑な内容です。深く考えれない疲労困憊しているときに観ないと、反感を抱くかも。。手塚治虫のジャングル大帝のパクリだし。。
いずれにせよ、一度は観るべき公演です。それに歌える男性若手を発掘したら、劇団はいきなり新作の主役ではなく、ライオンキングのシンバをやらせるだろうから、噂を聞いたら、将来のスターを観とくために、定期的には通っとくといいかもです。
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