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149. Re: 宝塚雪組「Romance de Paris」「レ・コラージュ」東京宝塚劇場
ユーザ名: yasuko
日時: 2003/12/16(00:35)
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2回目を13日に見にいきました。
1回目と2回目の間に中井美穂が司会をやる Takarazuka Cafe Break(??だったと思う)で、壮一帆さんが熱く熱く語る番組を2回も見てしまった。
それを見た上で観劇すると、結構この作品いいできなのかもと思い出しました。
私が脚本家なら、すごい悪役を作り、裏切りや、不幸にも死ぬ人がでてきたりして、展開が二転三転して、はらはらどきどきさせるのにと思っていました。
このおしばいは、出来事の展開を楽しむ作品ではなく、主に主役2人と兄役の心の中の変遷を楽しむ作品だと思いました。
1回目観た時、何を意味のない会話やシーンをだらだらやっているのだろうと思って退屈したシーンが、このときはこの人はこういう気持ちだったけど、このシーンでこう変わっていったんだとか、内面に注目して追っていくと、とても面白い。意味のないと思っていたシーンがそう考えると、人の気持ちを変えるための必要な時間だったのだなと思えました。
それと、飛行場の前のシーンだったかな?唄う人が次々かわる瞬間、バックで歩いている群集がストップモーションみたいにぴったっと止まるシーンがあるのですが、ここかっこいいです。2階で観てたら、一瞬ハッとして、結構衝撃を受けました。雪だからと、頭っから期待せず、どうせつまんないと決め付けてみてたけど、よく観るとすばらしい作品かもと思います。
中井美穂の番組いいなぁと思いました。今度から番組観ないで観劇して、その後再放送観て観劇すると、結構違う感想をもてて2度おいしいかもです。
後半のショーは、特にタカラヅカ初めてっぽい団体客が黒燕尾では、感動して歓声があがっていました。あのシーンはすばらしい。男役が紳士的ではなく、結構荒々しく女性を扱っているのです。すごすぎて、多くの公演の単なるワンシーンになってしまって、忘れられてしまうのかと思うとおしい。名作ですよ。
私はへたするともう一回見にいくかもしれない。
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