劇団とっても便利「オペラハウス」新宿タイニイアリス

１１月９日に、このＨＰの告知: 公演、劇団情報で掲載されていた、劇団とっても便利「オペラハウス」新宿タイニイアリスを観てきました。
たしか、東京の千秋楽だったと思います。

せっかく東京にいるので、何でも観てみようと思い、いってみました。
２，５００円なので、劇場というより小屋みたいなところで、前２列は床に座椅子、その後ろは階段に座椅子で観ました。狭い、本当に小屋みたいなところで、正直入った瞬間驚きはしましたが。。。

１．本当に間近で役者の演技が見れます。マイクなしだったと思いますし、エコーもないので、ごまかしがきかない状態での芝居なので、結構質が要求されていると思います。レミゼみたいに、ばりばりエコーを聴かせてごまかせないので、下手だとこの手の舞台には立てないなぁと感じました。

２．最後のおちを観て、なるほどと思いました。ああいう結末は予想していなかったので。。でも、以前遺跡発掘で自分で埋めて、自分で発掘した方いらっしゃいましたよね。意味が違うけど、彼を思い出してしまいました。２人のとった行動って、弱い人間が起こしがちでなんとなく理解できます。うじうじして頼りない、煮え切らない主人公だったけど、キャラがよく表現できていたと思いました。

本当に狭いキャパだけど、結構たくさん（といっても、３０人くらい）入っていて、いかにもこの手の劇団関係者という人だけではなく、おしゃれなおにいさん、おねえさんもいたので、大きな派手な劇ではなく、こういう小さな劇団を好んでみる人達も結構いるんだなということがわかりました。

小さい劇団だから、しがらみにとらわれずやりたいオリジナルの劇ができるんだと思います。これを機会に下北沢の小さな劇団や唐組とかも見てみたいと思いました。唐組東京いる間一回は絶対観たい。