[掲示板: ミュージカル一般 -- 時刻: 2025/4/5(14:30)]
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本日2回目を観てきました。
つくづく、舞台は何度か観ないと、その良さは理解できないものだと感じてしまいました。1回目より数倍も感動しました。1回目の観劇では、聞き取れなかったり、記憶にも残っていなかったシーンがありましたが、今回は全シーン、すべてのせりふ、歌の歌詞を一言も聞き逃さず集中してみることができました。無駄な不必要なシーンはひとつもなく、これは久々の力作だと痛感しました。
まずテーマが明快であることがいい。
すべてのせりふや行動が現在の世界で起きている問題とだぶって、どれが正解だろう、どうするのがいいのだろう、そして平和とはどういう状態をいうのだろうと、ひとりひとり大勢に迎合せず、真剣に考えなければと思いました。
どこかの大国が世界の平和のために戦争を起こしたかのようなことを言っていたけど、それは本当の理由だろうか。自分の利益(石油)のためでしょう?自国を世界のトップに位置づけて、反映させたいからで、正当そうな目的をあげてはいるけど、明らかに侵略行為と同じでしょう?
その大国に迎合して戦争に荷担した国は、世界の平和のためではなく、勝利の後の利権の分配のためでしょう?
自爆テロをやってる人は、神のおつげで人を殺すことは、自分に与えられた特権で名誉なことで、自国のために正しいと本当に信じきっているのでしょう。そして傲慢になっていく大国への恨みはますます強くなっていくのでしょう。
とてもとても考えさせられるストーリーで、とにかく歌詞、せりふに重みがあり、すばらしいです。
”たとえ今は夢のように思えても。。”とか、”戦いは新たな戦いを生むだけ”とう歌詞が繰り返し歌われ、そのたびに胸につきささります。
そしてやっぱり、私にはフィナーレ最初の汐美さん達の歌の歌詞がすばらしいと思います。世界中ではいまだに戦争が続いていて、ますます住みにくくなっているけど、あきらめては行けないとか言う趣旨の歌詞だと思いましたが、この部分で私は本当に泣けます。
「Guys and Dolls」でも汐美さんよかったけど、今回汐美さんいい役ですよ。1回目ではファラオを殺してなんであっけなく死ぬのかなとか思っていたけど、今回観て、なるほど。。と理解できました。組替えは彼女にとっていいステップアップになったと思います。もちろん、ラメダス、アイーダ、アムネリスがすばらしいのは言うまでもないのですが、汐美さんはポイントの大事な役だったと思います。大切な大役を見事に演じきったと思います。
これはまちがいなく年度末の月間ミュージカルのベストテンにランクインするでしょう。
もし何も賞がとれなかったとすると、やっぱり娘役の歌がへたすぎることでしょうか。2,3フレーズの短いソロも全員音がとれてなく、いらいらするくらい下手だった。おしいなぁ。星は歌がうまい組と香寿さんのときは思っていたのですが、本当に歌のうまい人がいない。この組で美々さんや出雲さんに相当する役割の人は誰なのでしょう。この公演はストーリーもいいし、大成功と思いますが、今後やっぱり組にひとりはそういう人がいないと厳しいのではと思います。
とにかくすばらしかった。2回観て正解だった。いや、2回しか観れなくて残念。DVDでたら(もうでてる??)買うかも。。次の地方公演これだったら、日本全国おっかけて見に行こう。
同じテーマを扱った四季の「異国の丘」、「李香蘭」もよかったけれど、私は宝塚のこのほうがいい。
しかし、四季の「アイーダ」はこれよりよく仕上げてくるんだろうなぁ。ますます楽しみ。阿久津さんハンサムだし、濱田めぐみの歌はうまいし。。どうも濱田さんの最近の役が安蘭さんとかぶるなぁ。アイーダは歌唱力だけなら、文句なく濱田さん勝利でしょうが、おもしろさでは四季は宝塚を超えられるのだろうか。
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